ori/repliconが何かが分かればわかります。 
 
通常使われるプラスミドはpMB1 oriのものがほとんどです。 
 
そのうち温度感受性突然変異をもっているのが>500 copy/cellのハイコピーです。pUC, pBlueScript, pGEMなど主だったプラスミドはこれ。他のベクターでもマップにはpUC oriと書かれていることがあればこれです。ただし、pBR322 oriと書かれている場合もあって、後述のローコピーのoriなのか、変異型のハイコピーのことなのか間ぎらわしいこともあり。 
 
pBR322に代表される野生型のpMB1 oriのプラスミドは30 copy/cell程度のローコピーです。他のベクターではマップにpBR322 oriと書かれていることが多いと思います。ただし上記のように変異型oriのつもりでそう書かれていることもあり。融合タンパク質発現用のベクターは、ほぼすべてこのローコピーです。 | 
      
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