おおさん 
 
> その上清にウイルスが存在することはどのように確認してますか? 
 
上清にウイルスが存在することは、2つの方法で確認しています。 
 
@NL4-3の分子クローンのenvを用いて同様の方法でウイルス作製し、ルシフェラーゼ値の確認 
  このウイルスのルシフェラーゼ値は数十万の値で出ています。 
Ap24の濃度確認 
  ウイルスのコアタンパク質p24の濃度を確認し、この値は十分得られています。 
 
 
> 患者さんにあるウイルスは変異が蓄積してるんだろうなと思われるのですが、その中の一つのクローンをゲノムからとってきて、たまたま変異で活性がなくなったものを見てる可能性は考えなくっていいのでしょうか? 
 
おっしゃる通りです。 
DNAは何度か抽出を行い、その都度クローニングを行った後、感染性を確認してみています。 
しかし、一度感染性が得られたものでも、少し時間を開けるとルシフェラーゼ値が下がってしまいます。 
理論上、-80℃の保存で半年から1年は安定であるはずなのですが... | 
      
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