| 
        | おお様、週末勉強していました。 
 >エピソーマルにふえるベクターなら可能です。
 何れにせよ、大腸菌に入れなくてもベクターバックボーンの配列からPCRすれば入っているプラスミドの中身を取り出すことができます。
 
 確かに言われてみればそうでした。
 
 >最近ではそれぞれの遺伝子のプロモーターに特異的に結合するように設計されたライブラリーもあったはず。
 
 私のコアファシリティのコーディネータからもおお先生の方法を提案されました。
 
 アドジーンからライブラリを購入可能みたいですね。
 早速勉強してみましたところ、ライブラリを増幅する過程で必要な計算方法に疑問が湧きました。
 
 media.addgene.org/cms/filer_public/7e/62/7e62e200-c383-4593-9b45-e370b171872b/sam-library-protocol.pdf
 
 上記PDFの2ページ目の”3. Plate a dilution to calculate transformation efficiency”の”This is a 10,000-fold dilution of the full transformation”というところですが、これは8,000の間違いですよね?
 
 あともう一つの計算で、”6. Calculate transformation efficiency”の”b. Multiply this number of colonies by 80,000 for the total number of colonies on all plates.”というところですが、これも8,000の間違いでいいですよね?
 
 フェン博士ラボのプロトコルなので間違っているとは思えないですが、確認させていただけますと幸いですすみません...。
 
 あとライブラリを形質転換後の大腸菌コロニー数に関してですが、”c. Proceed if the total number of colonies is at least 7 x 10^7. ”の記述から逆算して、10cmディッシュ1 dishあたり、at least 7 x 10^7/80となり、8.75 x 10^5となる計算になります。
 
 ただ、私のcDNAライブラリ増幅プロトコル、なる本を読むと、ライブラリの増幅の際の大腸菌プレートにはせいぜい1プレートあたり100個ほどのコロニーが出るように薄くまく必要がある、と書かれてあります。
 しかし、今回のフェン博士のプロトコルでは、1プレートあたり8.75 x 10^5個ほどのコロニーが出るのが正解と読み取れるのですが、それは正しいでしょうか?
 
 全く経験のない手段ですので、独学で勉強しています。
 もし完全に理解できれば教授とディスカッションして、このシステムの購入を打診してみようと思います。
 すみませんが、少しお付き合い頂けますと幸いです。
 ありがとうございます。恐縮しています...。
 
 
 MP様、
 
 pMXを使ってライブラリを構築されたことがあるのですね!
 すごい...質問をして良かったです。
 確かに論文ではK先生ラボへの謝辞が書かれてありました。
 そしてホライゾン社のカスタマーサポートと話していて提案されたことですが、MP様がおっしゃられた載せ替えの方法を提案されました。
 
 考えが及ばず、悔しいですが、とっても勉強になりました。
 ありがとうございます。
 |  |