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        | 基本的にはレンチウイルスベクターはアッセイで使い、 後でしっかりと見つかってきたものを見極める必要があります。
 あくまでガサッと幾分好い加減に候補を捕まえてくることを
 主目的とした方法です。
 
 そうでなくともウイルスを感染させたりCas9を発現させること自体、
 それなりに細胞にとって影響があります。
 
 多少発現が落ちてもいいからゲノムに組み込ませたくないというのであれば
 インテグラーゼ欠損第4世代レンチウイルスベクター(Clontech)
 Non-integrative LV (NILV)
 が利用できます。
 
 ただ簡便な方法として、Cas9タンパク質とgRNAの複合体を細胞に導入する
 Alt-R® CRISPR-Cas9 SystemがIDTから発売されておりますので、
 そちらの方が(もちろん実験目的や細胞株に依りますが)お勧めです。
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