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              | いつもお世話になっております。 
 タンパク精製後に保存用にバッファー交換をしているのですが、先輩から「等電点からずらしたバッファーで保存して」とお願いされたので、解析ソフト(clc sequence viewer 8とSwiss-Plotのサイト)でアミノ酸配列から等電点を計算しました。
 すると、解析ソフトによって等電点が異なるので、どうしたらいいのか困っています。
 私はclc sequence viewer 8を用いて計算し、バッファー交換していたのですが、先輩に「Swiss-Protの等電点計算値の方が正しい」と言われてしまい、今までの実験をやり直さなくてはならいのかと思って、落ち込んでいます。
 
 例えばあるタンパクは、clc sequence viewer 8で計算すると等電点は8.42なので、NiキレートゲルのpH8.0のバッファーで精製後には、pH7.5バッファーに置換してタンパクを保存していました。
 しかし、Swiss-Protの計算ですと、7.79となってしまい、先輩には怒られるし、バッファー交換しなければよかったと後悔しています。
 
 解析ソフトの等電点はアミノ酸配列を用いた理論値だとはわかっているのですが、ソフトによって結果が異なってしまうので、一般的にはどのソフトまたはサイトを使うべきなのかご教授していただけないでそうか。
 
 また、タンパクは等電点付近で保存するのは絶対にご法度なのですか?
 今回、pH7,5のバッファー(20%グリセロール含有)で保存しましたが、沈殿することもありませんでした。
 確かに長期間、等電点付近のバッファー中で保存するのは良くないとは思うのですが、そんなに等電点から保存バッファーをずらす必要があるのか疑問に思っています。
 
 タンパク実験に関して勉強不足なのは重々承知しておりますが、何卒ご教授頂けると幸いに存じます。
 宜しくお願い致します。
 
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