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        | >asanさんが上記の実験をノックイン細胞にて行う場合、15cmディッシュを10枚やそれ以上用いられるのでしょうか?その場合、細胞の可溶化や免疫沈降のスケールはいかほどでやられていますか?
 
 私が見た論文では、10cmディッシュを30枚からプルダウンしたと書かれてありました。
 
 
 ノックイン細胞はあんまり詳しく無いですが、wholeのlysateを用いてタグで釣るなら15 cm1枚程度が基本だと思います。 条件検討するなら、一度銀染色してみて全面である程度バンドがみえるなら(ネガコンとの細かい差はとりあえず気にしなくていい。どうせみてもわからないから)十分なんかしらはみえるともいます。
 
 ノックインの場合は、baitの発現量が問題になる場合もあるので、それなら正直ノックアウト細胞を作ってそこにWTを量をコントロールして戻した方が楽だったりします。
 
 10cm 30枚というかそれこそmg単位のペレットから用意するのは多分核や特定のオルガネラタンパク質を分画するケースなら必要になります。
 
 もちろん、マススペックの違いとか、方法論にもよると思いますが通常のnano LCでorbitrapやTOFMSで同定するなら今時そんなにいらないと思います。
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