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(無題) 削除/引用 No.11630-7 - 2023/08/04 (金) 16:56:08 - Tomomo HaCaTは遺伝子導入の実験に使いやすい。 ただ、不死化細胞で染色体にも多くの異常があるので、結果の解釈には注意。 NHEKはヒト由来の初代培養細胞です。たいていは新生児包皮由来。 ロットによって由来の人物が違うので、ロット間で違う挙動を呈する可能性があります。 また包皮由来なので、男性細胞ということになります。 NHEKによっては成人由来の場合もあるので、購入先の情報を確認ください。 NHEKから得られる情報の方がより生理的な細胞の反応と見なされる傾向があります。 実験内容にもよりますが、実験しやすいHaCaTでデータを出し、最後にNHEKで(可能なら2ロット以上で）再現性を確認すれば、データの質は良いでしょうね。

(無題) 削除/引用 No.11630-6 - 2023/07/24 (月) 16:06:41 - mocha momo様 ご回答いただきありがとうございます。 やはりHaCaT細胞かNHEK細胞がメジャーのようですね。。。 ＞　美容成分の有効性を単発で見るような論文はHaCaTが多くて、病態関連や分化の論文はNHEKの印象です。 ↑こちら、大変参考になります。 私も論文を調べている中でそのような印象があったので、同じ解釈で安心いたしました。ありがとうございます。 化粧品の研究なのでHaCaT細胞が無難そうなので、HaCaT細胞で進めようと思います。大変助かりました、ありがとうございました。

(無題) 削除/引用 No.11630-5 - 2023/07/21 (金) 15:58:48 - momo ちょっと扱ってるくらいなんですがレスがついていないので NHEKとHaCaTは、どちらも表皮ケラチノサイト（角化細胞）だけど、前者が初代培養細胞で基本培養期間に限りがあります。 後者は不死化株で比較的手軽に使われているけど、不死化されてるから初代やvivoとは性質が違うこともある。 美容成分の有効性を単発で見るような論文はHaCaTが多くて、病態関連や分化の論文はNHEKの印象です。 https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/nilgs/2016/nilgs16_s12.html （バリア機能でを見てる例があったので） NHDF細胞は繊維芽細胞なのでまた別で、化粧品ならマトリックス成分とか？ HEL-30はよく知りません。マウス？

皮膚細胞の違いについて 削除/引用 No.11630-1 - 2023/07/20 (木) 16:40:36 - mocha お世話になります。 今度大学で化粧品研究のために皮膚の表皮細胞を使用した実験をすることになりました。 ザっと調べてみると、皮膚表皮細胞にはいくつか種類があり ・HaCaT細胞 ・NHEK細胞 ・HEL-30細胞 ・NHDF細胞（こちらは線維芽細胞なので真皮ですかね？） などが該当するようです。 以下、少しだけ調べたのですがこのような解釈で合っているのでしょうか？ HaCaT細胞は、炎症や遺伝子発現についての実験 NHEK細胞は、表皮層の形成やバリア機能についての実験 HEL-30細胞は、化粧品の角質層への影響や角化についての実験 NHDF細胞は、真皮層についての実験 それぞれの細胞の特徴や用途、違いについてご教示いただきたいです。 宜しくお願いいたします。

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