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マウスの腹腔内投与時の逆流や出血について トピック削除
No.11691-TOPIC - 2023/08/06 (日) 14:14:52 - gkb
現在、研究で8週齢程度のマウス(C57BL/6)に対して、ある薬剤や生理食塩水を0.1mlほど1日1回を3週間ほど腹腔内投与しています。25Gの注射針を用いて投与しているのですが、投与後に薬剤や薄ピンクの溶液(や少量の血)が投与箇所から逆流してしまうことがあります(投与後はすべて生存しています)。
私自身保定があまり上手なほうではないためそれが原因かと思ったのですが、保定がうまくいったときでも逆流することがあるため原因がわかりません。(麻酔時に効きがあまりよくないため、腹腔内投与の技術自体に問題があるとも考えています)

そこで以下の三点を質問させていただきたいです。

1.逆流しないためにはどうすればいいでしょうか?
(腹腔内に針が入っていることを確認するため、一度針を引いて抵抗があることを確認しています。この時に血などがシリンジ内に逆流することはないです)
2.この時に出てくる薄ピンクの溶液はなんでしょうか?
(血とは少し色が違う気がします)
3.出血を回避したいのですが、どうすればいいでしょうか?
(肝臓や胃に刺さらないようにできるだけ正中線やお腹の中央付近を避け、生殖器とお腹の中央の中間点に投与するようにしています)

何卒よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.11691-14 - 2023/08/20 (日) 14:36:59 - gkb
>>おお様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
また、こちらの返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。

なるほどです!
シリンジの抵抗と投与時の皮膚に気を付けながら操作をするように気を付けます!

(無題) 削除/引用
No.11691-13 - 2023/08/16 (水) 00:42:20 - おお
>[Re:10] gkbさんは書きました :
> >>おお様
> ご返信いただき誠にありがとうございます。
> 皮下でないと意味がなかったのですね…。
> 注射針をマウスに平行気味に刺した場合、皮下に刺さっていると思っているのですが、あっていますでしょうか?

おそらく大丈夫だと思いますが、実際は何とも言えません。皮下に入っているうちはシリンジを軽く押しても抵抗があります(針先を動かして皮下のとその下の層をはがしたりしない限り)。皮下注はその抵抗があるなかさらに押していく感じでそうすると皮膚がぷくっと膨れます。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.11691-12 - 2023/08/14 (月) 23:13:14 - gkb
>>774様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
また、こちらの返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。

教えていただいた方法で細かくした後に、27Gの針を用いて投与を
行ったところ漏れることなくできました。

この度は誠にありがとうございました!

(無題) 削除/引用
No.11691-11 - 2023/08/10 (木) 11:01:23 - 774
懸濁液の調製はどのようにやっていますか?
メノウ乳鉢で摺り混ぜる(一般的な白い乳鉢だとちょっと粗い)→1mLシリンジに27G針(必要に応じて26G→27Gと段階を踏む)をつけて吸って出してを繰り返す、とすると大分細かくなると思います。

投与するものが他の物質を吸着したり包摂したりする物質で体積・表面積の変化の影響を受ける可能性がある場合は、上のようにやって良いか予備検討が必要ですが。

(無題) 削除/引用
No.11691-10 - 2023/08/10 (木) 01:04:49 - gkb
>>おお様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
皮下でないと意味がなかったのですね…。
注射針をマウスに平行気味に刺した場合、皮下に刺さっていると思っているのですが、あっていますでしょうか?

>>774様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
なるほどです。確かにあまり引けなかった場合、溶液が注射箇所から漏れ出てしまうことが多い感じがしましたので納得しました。
25Gの針は現在使用している週齢のマウスには太いのですね…。今回は粒子の粗い懸濁液を使っているのでこのまま使用するしかないのですが、別の溶液を使うときはもっと細い注射針を使うようにします。

>>ああああ様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
「投与が終わってからすぐ引き抜かない」は自分も心掛けていたのですが、「ゆっくり引き抜かない」はあまり意識していませんでした。今日の投与から実践させていただいたのですが、確かに漏れにくいように感じました。

>>tgyふ様
ご返信いただき誠にありがとうございます。
29Gの針を使っていらっしゃるのですね。
自分も安全のため針が短いものを使用しているのですが、研究室に25Gより細いものがなかったので、別の溶液を使用する場合は指導教官に相談して買ってもらおうかと思います。
初めて聞くやり方ですが、ご丁寧に教えていただいたのでできる気がします。
一度、実験に使用しないマウスで練習してみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.11691-9 - 2023/08/08 (火) 13:21:58 - tgyふ
ipは29G x1/2 マイジェクターを使っています。針が短いので内臓や大血管(そもそも針が短いので届かない)を傷つけるリスクが低く、針入の加減の調節も難しくないので楽で、失敗しません。ゲージにつかまらせた状態(本能的につかんではなしません)で尾をつまんでななめ倒立に近い姿勢にして(この状態だと内臓は体の上方にずれるので下腹部に注射すれば内臓を損傷するリスクが少ない)背中の皮膚をつかんだ状態で左もしくは右の下腹部に斜め方向で注射してます。
欠点はあまり針入が浅すぎると腹腔でなく皮下にとどまることで、この場合は注射したとき皮膚が膨れますので、すぐわかります。何度かやればどのくらいのとこまで針を入れればちょうどいいかは経験的にわかりますので難しくないです。

(無題) 削除/引用
No.11691-8 - 2023/08/08 (火) 04:37:56 - ああああ
すぐに引き抜かない
ゆっくり引き抜かない

自分はこれだけは意識しています

(無題) 削除/引用
No.11691-7 - 2023/08/08 (火) 01:31:53 - おお
>[Re:6] 774さんは書きました :
>25G針というのは針が太いように思います。

私もそんな気がしました。

(無題) 削除/引用
No.11691-6 - 2023/08/07 (月) 21:14:07 - 774
> 一度針を引いて抵抗があることを
うまく腹腔に入っている時はそんなに抵抗なく引けます。
腸の内容物や血液(腎臓や肝臓に刺していないか)の逆流がないことを確認するのは正しいですが、あまり抵抗がある場合は皮下に入っていて腹腔に入っていない場合です。

8週齢B6マウスに25G針というのは針が太いように思います。
懸濁液や粘性の高い液でこれでなければ通らないというなら仕方ありませんが。

(無題) 削除/引用
No.11691-5 - 2023/08/06 (日) 20:36:26 - おお
>[Re:4] gkbさんは書きました :
> >>おお様
>
> ご返信いただき誠にありがとうございます。
> 針をマウスと平行に数ミリ刺して入れ、その後少し角度を高くしてから入れるようにして投与しています(皮下というのはあまり気にしていませんでした)。

皮下でないと意味がないですよ。

(無題) 削除/引用
No.11691-4 - 2023/08/06 (日) 14:29:51 - gkb
>>おお様

ご返信いただき誠にありがとうございます。
針をマウスと平行に数ミリ刺して入れ、その後少し角度を高くしてから入れるようにして投与しています(皮下というのはあまり気にしていませんでした)。

補足 削除/引用
No.11691-3 - 2023/08/06 (日) 14:25:58 - gkb
補足です。
逆流というのは、投与後に投与箇所から溶液が漏れ出てしまうことを意味しています。わかりずらい文章で申し訳ございません。

(無題) 削除/引用
No.11691-2 - 2023/08/06 (日) 14:21:44 - おお
皮下で数ミリ皮膚と平行に針を進めてから腹腔に針を入れてますか?

マウスの腹腔内投与時の逆流や出血について 削除/引用
No.11691-1 - 2023/08/06 (日) 14:14:52 - gkb
現在、研究で8週齢程度のマウス(C57BL/6)に対して、ある薬剤や生理食塩水を0.1mlほど1日1回を3週間ほど腹腔内投与しています。25Gの注射針を用いて投与しているのですが、投与後に薬剤や薄ピンクの溶液(や少量の血)が投与箇所から逆流してしまうことがあります(投与後はすべて生存しています)。
私自身保定があまり上手なほうではないためそれが原因かと思ったのですが、保定がうまくいったときでも逆流することがあるため原因がわかりません。(麻酔時に効きがあまりよくないため、腹腔内投与の技術自体に問題があるとも考えています)

そこで以下の三点を質問させていただきたいです。

1.逆流しないためにはどうすればいいでしょうか?
(腹腔内に針が入っていることを確認するため、一度針を引いて抵抗があることを確認しています。この時に血などがシリンジ内に逆流することはないです)
2.この時に出てくる薄ピンクの溶液はなんでしょうか?
(血とは少し色が違う気がします)
3.出血を回避したいのですが、どうすればいいでしょうか?
(肝臓や胃に刺さらないようにできるだけ正中線やお腹の中央付近を避け、生殖器とお腹の中央の中間点に投与するようにしています)

何卒よろしくお願いいたします。

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