タンパク抽出についてなかなかレスがついていませんので、、、経験というよりはちょっと調べた感覚を書いておきます。
まず、強制的に過剰発現させた大腸菌には直接関係ないようなタンパクであれば、コールド・オスモティック・ショックがよく使われているようで、これで十分であるといえると思います。さらに手を加えたり工夫する方法は見られますが、その結果細胞内のタンパクもいくらか出てくるという感じではあります。
大腸菌の内在性のものについては抽出方法によって大きな差が出ることもあるようですが、それは生理的な条件でどのように他のタンパクや膜と相互作用しているかなどの影響が多いからだと思います。過剰発現してしまえば多少そういうことがあっても無視できますし。逆にあまり発現しない場合は試行錯誤が必要になるかもしれません。
以下が私が調べてみたものです。
doi.org/10.1016/0167-7012(89)90036-5
doi.org/10.2144/btn-2018-0135
doi: 10.1002/btpr.2999
10.1007/978-1-62703-245-2_22 |
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