まず、実験に使えるモデル(実験モデル)が必要かもしれません。色々考えられるかもしれませんが、一つは、不死化細胞を癌化させて比較する。癌化細胞で発現が低下していれば、キャンディデートとなり、正常細胞、組織などで発現を確認する。
また、肝炎、肝硬変で上がる遺伝子を調べるのも手かもしれません。その他良性腫瘍組織が臨床、あるいは動物モデルなどで得る事ができるなら解析が可能かと思われます。ポリープもそうですよね。胃潰瘍でもモデルになるかな。
あと、このようなモデルや資料が手に入らなくても、RNAs eq、マイクロアレーのデーターは結構あるはずです。それらをもとに可能性ある遺伝子を探るといいかと思います。
考えられる遺伝子候補としては、癌抑制遺伝子がありそうですが、そう言う遺伝子候補群を絞り込んで解析するのもありかもしれません。 |
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