レンチウイルスを使って、遺伝子を強制発現させています。
発現効率の定量を行っているのですが、gatingでの評価が正しいのか、疑問が沸きます。
具体的には、コントロールの細胞では、蛍光の99%が10-100に収まるため、101以上にgatingをかけて、遺伝子を強制発現させた細胞での評価を行ったところ、35%と出ました。
しかしながら、実際に分布をみると、10-50までがほぼ消失しているのですが、正確に感染効率を定量しようとするとどういう指標を用いるのがいいのでしょうか。元々10-50だったものが、50-100に移行していたとすれば、それも感染していると評価していいと思うのですが、多くの論文は、上記の101以上のような評価を行っています。
みなさん評価方法はどのようにしていますか。もちろん感染効率を知りたいのか、一定の蛍光強度以上の数値を比較したいのか、等考え方で違うはずですが。 |
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