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AAVでは過剰発現を期待できますでしょうか? トピック削除
No.11846-TOPIC - 2023/10/13 (金) 11:19:13 - 過剰発現
いつも勉強させていただいております。

今、組織由来初代マウス線維芽細胞へのmCherryの遺伝子導入を行なっております。

Lipofetamine2000, 3000, FuGene4K, ViaFectなど試しましたが、どれも発現が確認できませんでした。

レンチウイルスベクターを用いてもほとんどゼロで、死細胞が自家蛍光を出しているくらいしか確認できませんでした。

プラスミドは293TへのPEImaxを用いた遺伝子導入によりmCherryが発現すること、同様にレンチウイルスベクターを作出し、293Tへ感染することで発現することを確認しています。

どうにか目的の細胞への遺伝子導入をしたいです。
そこで、これまで使用したことのないAAVに興味を持っています。

一般的にAAV感染によるタンパク質の発現量というのはどの程度になりますでしょうか?
私の理解では、transfectionによる遺伝子導入は過剰発現であり、レンチによる遺伝子導入はマイルドな発現という印象です。

もしAAVが過剰発現となるのならありがたいです。
 
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(無題) 削除/引用
No.11846-7 - 2023/10/14 (土) 03:35:07 - おお
>[Re:6] 過剰発現さんは書きました :

> WT細胞、KO細胞を用意して、KO細胞にKO遺伝子をレンチを使って戻した場合、WTと同程度でしたので。
> ただ今回は過剰に発現させたいです。
> そこで質問はAAVによる遺伝子導入は過剰発現なのか否かです。
> Moiを上げれば発現量はあがりそうですがそれはレンチでもいえそうな気もします。
> レンチでは過剰発現とはならなかったので、AAVではどうかを知りたいです。

プロモーターのチョイスも考慮に入れてもいいかもしれませんね。
doi.org/10.1016/j.omtm.2023.05.013

タカラの比較ではアデノほど強くは発現しないと示されています。レンチなみ?
https://www.takarabio.com/learning-centers/gene-function/viral-transduction/recombinant-virus-comparison

ただ指摘があるようにMOIを増やすというのは細胞株では多ければいい感じのデーターはありますね。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3602085/

(無題) 削除/引用
No.11846-6 - 2023/10/14 (土) 02:43:05 - 過剰発現
おお様
いえいえ。
骨髄由来の雑多な接着細胞とのことで線維芽細胞様と言うべきかもしれません。
ただ問題はそこではなく、AAVによるタンパク質発現は未経験でして、レンチをコモンに使用していますが、レンチによるタンパク質発現は内在性レベルと同じくらいとの印象です。

WT細胞、KO細胞を用意して、KO細胞にKO遺伝子をレンチを使って戻した場合、WTと同程度でしたので。
ただ今回は過剰に発現させたいです。
そこで質問はAAVによる遺伝子導入は過剰発現なのか否かです。
Moiを上げれば発現量はあがりそうですがそれはレンチでもいえそうな気もします。
レンチでは過剰発現とはならなかったので、AAVではどうかを知りたいです。

(無題) 削除/引用
No.11846-5 - 2023/10/14 (土) 02:05:55 - おお
MEFではないのですね。失礼いたしました。

(無題) 削除/引用
No.11846-4 - 2023/10/13 (金) 16:27:28 - 過剰発現
774R様
ありがとうございます。
MOIを上げればそれだけ発現量が増加する、というのはAAVだからこそということになりますでしょうか?
レンチではそのような印象はなくてお聞きしました。

おお様
ありがとうございます。
今回、MEFではなくアダルトマウス骨髄由来の線維芽細胞を使っています。
MEFへの遺伝子導入は別の実験で行なっており、それでは問題なく遺伝子導入出来ています。

質問は、AAVが仮に今の細胞で感染するとしたら、トランスフェクションで得られるタンパク質発現量に対して、AAVではレンチ感染よりも過剰に発現するかが質問になります。

(無題) 削除/引用
No.11846-3 - 2023/10/13 (金) 13:37:29 - おお
MEFでそんなに何やっても入らないのはちょっと変だと思います。

(無題) 削除/引用
No.11846-2 - 2023/10/13 (金) 12:33:05 - 774R
過剰の定義が分かりませんが、MOIを上げれば発現量も上がります。
線維が細胞にAAVが感染するか、どのセロタイプが適切かは調べれば出てくるのではないでしょうか?

AAVでは過剰発現を期待できますでしょうか? 削除/引用
No.11846-1 - 2023/10/13 (金) 11:19:13 - 過剰発現
いつも勉強させていただいております。

今、組織由来初代マウス線維芽細胞へのmCherryの遺伝子導入を行なっております。

Lipofetamine2000, 3000, FuGene4K, ViaFectなど試しましたが、どれも発現が確認できませんでした。

レンチウイルスベクターを用いてもほとんどゼロで、死細胞が自家蛍光を出しているくらいしか確認できませんでした。

プラスミドは293TへのPEImaxを用いた遺伝子導入によりmCherryが発現すること、同様にレンチウイルスベクターを作出し、293Tへ感染することで発現することを確認しています。

どうにか目的の細胞への遺伝子導入をしたいです。
そこで、これまで使用したことのないAAVに興味を持っています。

一般的にAAV感染によるタンパク質の発現量というのはどの程度になりますでしょうか?
私の理解では、transfectionによる遺伝子導入は過剰発現であり、レンチによる遺伝子導入はマイルドな発現という印象です。

もしAAVが過剰発現となるのならありがたいです。

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