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BMMY培地のアセトン沈殿 トピック削除
No.11964-TOPIC - 2023/12/01 (金) 22:17:27 - 酵母
アセトン沈殿に関する質問です。
Pichia酵母を用いた分泌発現系を行なう際に、培地をアセトン沈殿により濃縮して、SDS-PAGEにかけたいです。培地に4倍量程度のアセトンを添加し、-20℃で数時間インキュベートし、遠心すると、かなりの量の不溶性の沈殿ができてしまいます。この沈殿にSDS-PAGEのサンプルバッファーを添加し、加温すると、液性がどろどろになってしまい、ゲルのウェルにアプライすることができません。
何か解決方法等はありますでしょうか。
 
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No.11964-4 - 2023/12/02 (土) 10:09:17 - おお
Yeast extract 6g中1.4gのタンパクが含まれています。100mlのBMMY培地には200mg以上のタンパクが存在していることになります。アセトン沈殿などでYeast extractのタンパクが全部回収できたとして、その沈殿を1mlのバッファーに溶かしたなら濃度は200mg/1ml これを5ulロードすると1mgのタンパクをSDSPAGEで流すことになります。SDSPAGEで流せるタンパク量はよほど大きなゲルを用意しない限り数十マイクログラムです。アセトン沈殿の前の培地の容量の十分の1ぐらいの容量で沈殿を溶かしたらななんとかSDSPAGEで流せるほどのタンパク量になる計算です。ただしペプトンにも加水分解などされているけど、ポリペプチドが存在しますので、この計算の量でも結構厳しいかもしれません。

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No.11964-3 - 2023/12/02 (土) 02:30:28 - おお
相当の量のポリペプチドが含まれていると思います。そのままロードできたとしても泳動はうまくいかないような気がします。その状態で解決方法があるとするならば、希釈して適切な総蛋白量にしてからロードするくらいでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.11964-2 - 2023/12/01 (金) 23:52:43 - 弘法
タグなどで目的タンパク質をあらかじめ精製しておくか、合成培地で飼うかのどちらかしかないでしょうね。Yeast extractやpeptoneはアセトンで沈殿されるい成分を多く含んでいますから。

BMMY培地のアセトン沈殿 削除/引用
No.11964-1 - 2023/12/01 (金) 22:17:27 - 酵母
アセトン沈殿に関する質問です。
Pichia酵母を用いた分泌発現系を行なう際に、培地をアセトン沈殿により濃縮して、SDS-PAGEにかけたいです。培地に4倍量程度のアセトンを添加し、-20℃で数時間インキュベートし、遠心すると、かなりの量の不溶性の沈殿ができてしまいます。この沈殿にSDS-PAGEのサンプルバッファーを添加し、加温すると、液性がどろどろになってしまい、ゲルのウェルにアプライすることができません。
何か解決方法等はありますでしょうか。

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