リアルタイムPCRの18SのQuantityについて教えてください。
アプライドバイオシステムズの7300を使っています。
キットは同じくアプライドのPowerSYBRGreenマスターミックスを使っています。
検量線法を用いてデータを出しています。
検量線は測定したいサンプル(#1〜#44)のcDNAを少量ずつ等量混合して、
検量線用cDNAとして準備し、
これを1/2、1/4、1/8、1/16、1/32というように希釈して実験しています。
したがって、Quantityはそれぞれ、
0.5、0.25、0.125、0.0625、0.03125になります。
測定したいサンプル(#1〜#44)のcDNAはすべて1/4に希釈して、
用いています。
教授は、検量線の1/4の値は、測定したいサンプル(#1〜#44)の
平均値となるはずでこれを0.25としているのだから、
1/4希釈したサンプルcDNA(#1〜#44)の18SのQuantityは、
0.25付近になるはずだといいます。
しかしながら実際には、
1/4希釈したサンプルcDNAの18SのQuantityは、
0.4付近でまとまることもあるし、
違う実験系で測ったとき、
ばらつくときもあります。
ただ、たとえば、18S(ハウスキーピング遺伝子)のQuantityが高いとき、
ターゲット遺伝子のQuantityも高くなっているので、
「ターゲット/18S」で求めた値は、
いずれの実験でも、群内でそこまでばらついていません。
それでも、1/4希釈したサンプルの18SのQuantityが、
0.25付近になければ、この実験は
うまくいっていないのでしょうか。 |
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