p53とLacZと表記しているのが、その遺伝子をコードする配列なのか、siRNA配列なのかを明確にすると、相手に伝わりやすくなります。
>p53の代わりにLacZを入れました。
細胞に入れたベクターは、siRNAを発現するこの2種類のベクターだけなので、LacZを発現するベクターと、そのLacZの発現を抑制するベクターの組み合わせのサンプルは無いのでしょうか。
そうであれば、使用しているLacZ(のsiRNA)のサイズは数十bpではありませんか?
他の条件はp53(のsiRNA)と同じですよね。
ということは、LacZ(のsiRNA)を含むpHM5ベクターにより分子量53000の抗p53抗体に反応する物質が生じると考えるのは無理があるのではないでしょうか。
もしLacZと書かれているのが、LacZタンパク質をコードする全長遺伝子のことであれば、LacZタンパク質の分子量を調べましょう。
それが分子量53000前後でなければ、考え方に問題があるのでしょう。
おおさんの
>それに対してどの様なコントロールをとっているのか
この部分には答えられていないと思います。
そのため、
>LacZの発現抑制されるsiRNAは設計していないので、薄くならないのは結果としていいのですが
の薄い濃いの比較対象が分かりません。
何かと比較して薄くならず、何かと比較して濃いのですよね。
その比較対象が何で、その比較対象のp53の発現量は何と比較してどのくらいであることが期待されるのかを明確にしましょう。 |
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