Bio Technical フォーラム

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ネガコンの設定 トピック削除
No.187-TOPIC - 2012/02/21 (火) 20:27:55 - あか
いつも勉強させていただいております。
春から大学院にいく予定のものです。
現在細胞の蛍光染色をしようとしていますが、使用する抗体が
1次抗体=マウスモノクローナルIgG2b抗体
2次抗体=抗マウスAlexaを使う予定です。
そこで1次抗体に対するネガコンを置きたいと考えていますが、
この場合マウスIgG(whole)でもよいのでしょうか?
マウスIgG2bが望ましいとは思いますが、当教室の財政事情で他にも使用できるIgGで代用できないかと考えたのですが、ご存じの方がいらっしゃいましたらご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.187-15 - 2012/03/07 (水) 10:49:05 - あか
解決済みにします。みなさんありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.187-14 - 2012/02/23 (木) 01:54:06 - あか
ab様
ブロッキングは1%BSAと2次抗体を作成した動物種の血清の2パターンを行いました。後者でだいぶバックグラウンドは抑えられたんですが、同じ結果でした。FCブロックという方法もあるんですね。知識不足で恥ずかしいですが、これから勉強をしていきます。フローサイトやウエスタンなど貴重なご意見もありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

(無題) 削除/引用
No.187-13 - 2012/02/23 (木) 01:48:45 - あか
toyo様
ありがとうございます。ネガコンは奥が深いですね。
自分の場合フローサイトメトリーでの確認も行おうと考えていましたが、その場合アイソタイプコントロールは必要になりますよね。
小さな教室で人も少なく情報が少ないもので、非常にためになりました。
今後ともよろしくお願い致します。

(無題) 削除/引用
No.187-12 - 2012/02/23 (木) 00:19:07 - ab
> 一般的にこのような場合はネガコンとしてIgGやIgG2bを置かなくてもいいということでしょうか?
> 以前同様に蛍光染色である蛋白Bの発現を確認するのに@Rabbit IgG monoclonal抗B抗体ARabbit IgG B2次抗体のみで実験を行いましたが、
> @とBでは@の蛍光が特異的なものに見えましたが、@とAを比較すると差がなく非特異的なものと結論づけてしまいました。
> @とBだけでいいとすると発現が確認されたことになり自分としてはうれしい結果なんですが。

そういう経験があるのですね。
ブロッキングはBSAでしょうか、それとも標準血清でしょうか。
もしFcRを発現している細胞であれば、血清を使うか追加でFc Blockを使うことも考慮した方がよいかもしれません。
私の経験では、IgGのみでシグナルが見えたことはないので必要ないと感じていますが、細胞によりけりでしょうね。

他の経験として、フローサイトでの話ですが、(1) 抗体なし、(2) 二次抗体のみ、(3) isotype control + 二次抗体、(4) 一次抗体 + 二次抗体で比較したときに、(1)-(3)は全くピークが変わらず、(4)でかなりシフトする抗体があります。この抗体を用いて、目的タンパク質のノックアウト細胞(ホモ)、あるいは発現していないと判断された細胞(RT-PCR、Western Blotting)を染色すると、真ん中か少し高いくらいにピークがシフトしていました。
同じ経験を数種類の抗体で経験しています。
これは抗体の非特異的な吸着ではなく、非特異的な(あいまいな)認識によるものであって、isotype controlを用いてもわかりません。

そういう意味で、一次抗体のコントロールとしては発現していない細胞を用いる事がベストだと思いますが、whole IgGでも何もしないよりはよいと思います。
あとは、Western Blottingでシングルバンドになることを確認しておいた方が無難です。

(無題) 削除/引用
No.187-11 - 2012/02/22 (水) 21:21:28 - toyo
横レスですが、1次抗体の特異性を判断する上では、abさんがおっしゃっているように、抗原が発現していない(あるいはノックダウンされている)細胞を用いてシグナルが出ないことを証明する必要があると思います。
シグナル伝達関係の研究室におりますが、細胞免疫蛍光染色(フローサイト除く)の抗体特異性のネガティブコントロールとしてアイソタイプ抗体を使うという話はあまり聞いたことがありません。

(無題) 削除/引用
No.187-9 - 2012/02/22 (水) 10:51:00 - あか
Harmonia様

ありがとうございます。
自分が知りたいのは一次抗体の段階です。
二次抗体や検出機器についても検討を行います。

(無題) 削除/引用
No.187-8 - 2012/02/22 (水) 10:45:51 - あか
ab様

ありがとうございます。
免疫に対する知識が少なくおかしな解答をしてしまったら申し訳ありません。検索をかけると自分が染色したい細胞にFcRは発現しているようですが、その論文をまだ見つけていないので大学に戻り次第確認をします。

ご指摘のように一次抗体なしもネガコンとして置き、二次抗体の非特異的な染まりも除外はしようと考えています。

>もちろんIgGを使ってもよいですが、一次抗体の非特異的な認識のコントロールにはなりません(IgG2bも同じです)。

一般的にこのような場合はネガコンとしてIgGやIgG2bを置かなくてもいいということでしょうか?
以前同様に蛍光染色である蛋白Bの発現を確認するのに@Rabbit IgG monoclonal抗B抗体ARabbit IgG B2次抗体のみで実験を行いましたが、
@とBでは@の蛍光が特異的なものに見えましたが、@とAを比較すると差がなく非特異的なものと結論づけてしまいました。
@とBだけでいいとすると発現が確認されたことになり自分としてはうれしい結果なんですが。

(無題) 削除/引用
No.187-7 - 2012/02/22 (水) 10:29:15 - あか
Q様
ありがとうございます。
自分の疑問としては核蛋白Aを抗A抗体で染めた時にその蛍光が本来の染まりなのか、非特異的なものなのかを見分けるために同じサブクラスのIgGがいいのではないかと考えましたが、whole IgGの中にIgG2bも含まれているので、whole IgGで染まりがないことを確認すれば、それをネガコンとしておいてしまっても差支えないのかということです。

また、whole IgGと抗A抗体で蛍光に差がなかった時に、Aが発現していないために(または固定や膜透過が悪いから)差がないのか、IgG2b以外のサブクラスのIgGが非特異的に結合してしまったから差がないのかということになり、結局IgG2bで検討をすることになるのではないかということを恐れています。

一次抗体の蛍光が特異的な結合であることをいうには抗体が作られた動物種のIgをネガコンとしておくという認識で正しいでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.187-6 - 2012/02/22 (水) 10:15:40 - ab
> で、どの段階での間違いを争点にしていますか?

「1次抗体に対するネガコンを置きたい」と言っているのだから、そこが争点じゃないですか?

(無題) 削除/引用
No.187-5 - 2012/02/22 (水) 08:39:07 - Q
話題の焦点と私の責任の範囲を明らかにするために
確認です。

別に、実験であり得る間違ったシグナルすべてをなくすためにネガコンをどうするか?
ではなくて、

>マウスIgG2bが望ましいとは思いますが、当教室の財政事情で他にも使用できるIgGで代用できないかと考えたのですが、

ということですよね。でしたら

べつにいいと思いますよ。

(無題) 削除/引用
No.187-4 - 2012/02/22 (水) 08:14:29 - Harmonia
「ネガコン」の一言でかたずけないように。
「見ているシグナルが自分の見たいシグナルです」といえるために、間違う可能性のあるものをつぶしていく作業がネガコンです。

間違ったシグナルは、一次抗体が拾ってしまうもの、二次抗体が拾ってしまうもの、検出機器が拾ってしまうものの、いずれの段階にもあります。

で、どの段階での間違いを争点にしていますか?

(無題) 削除/引用
No.187-3 - 2012/02/22 (水) 02:55:20 - ab
本当は、目的のタンパク質を発現していない細胞をコントロールに使うべきですが、大変なのでアイソタイプコントロールということですね。
個人的には、血球系とかFcRを持っている細胞でなければ、アイソタイプコントロールは意味がないと考えているので、二次抗体だけでもいいんじゃないかと思います。
もちろんIgGを使ってもよいですが、一次抗体の非特異的な認識のコントロールにはなりません(IgG2bも同じです)。

(無題) 削除/引用
No.187-2 - 2012/02/21 (火) 23:01:06 - Q
いいんじゃないでしょうか。

ネガコンの設定 削除/引用
No.187-1 - 2012/02/21 (火) 20:27:55 - あか
いつも勉強させていただいております。
春から大学院にいく予定のものです。
現在細胞の蛍光染色をしようとしていますが、使用する抗体が
1次抗体=マウスモノクローナルIgG2b抗体
2次抗体=抗マウスAlexaを使う予定です。
そこで1次抗体に対するネガコンを置きたいと考えていますが、
この場合マウスIgG(whole)でもよいのでしょうか?
マウスIgG2bが望ましいとは思いますが、当教室の財政事情で他にも使用できるIgGで代用できないかと考えたのですが、ご存じの方がいらっしゃいましたらご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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