コントロールをしっかりとっていて、そのシグナルが正しいと断言できれば、断ったうえでコントラストをいじるのは視認性を良くするうえで認められているはずです。しかし、よく理解していないものが行うとろくな事にならないのでコレスポになるボスには生データも見せるべきですし、渡したという記録を残さないと何かあった時あなたの責任にされてしまいます。
なにも手を加えていない場合でも実は出力した画像のコントラストは実際の蛍光量を反映していないので注意が必要です。これは、カメラのダイナミックレンジと出力フォーマットの差によります。カメラが違えば、露光時間を変えても、明るい物と薄暗いものが共存する場合、薄暗い物を捉えられない場合があります。なので、論文を書く時はシグナルが無いと断言するのではなく認められなかったと書くのです。
実験を行う時は原理を理解しないと、論文の書き方にまで影響してしまうのです。グラント申請でも言葉尻で印象が変わると思いますよ。
何かあったとき馬鹿な振りして責任を逃れるにはいじらないというのも良くやられている方法ですが。 |
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