蛍光蛋白質など大きめのタグを付けるときに、グリシンを用いたリンカーを
制限酵素サイトに加えて設計している例があります。
グリシンはアミノ酸として側鎖が小さいので、タグ部分がぶらぶらと柔軟な構造を取ってターゲットの立体構造に影響を与えにくいというのを期待しているようです。
下記にベクターのプラスミド配列があり、例えば一番上のワードファイルには
http://ruo.mbl.co.jp/product/flprotein/fluo-chase.html
蛍光蛋白質とMCSの間にacc.ggt.aat,tcc,gct,gac.ggc.ggc.gga.gga.・・・とありかなり長いグリシンリンカーをつけています。
相互作用解析のための特殊なタグなのでタグとターゲットの距離を稼ぎたいのだと思いますので、ここまで長くなくても良いと思いますが、
ここのファイルにあるMCS配列とリンカーは何か参考になるように思います。 |
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