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統計で困っております トピック削除
No.2468-TOPIC - 2013/10/18 (金) 20:09:14 - 浜松っこ
いつもお世話になってます

論文のreviseで統計処理についてのコメントが有りまして、対応に苦慮しております。

無刺激群、リガンドAによる低濃度刺激、Aによる中濃度刺激、Aによる高濃度刺激の4群に分けて細胞のサイズを測定しておりました。
独立した3回の実験を行い、Dunnetの検定を行い、中濃度群と高濃度群でコントロール群と比較し有意差を示すことができました。

ところが査読者は濃度をふった実験はsequentialなデータであるため、repeated measures ANOVAを使う様にといわれました。

SPSSのone way repeated measures ANOVAで差がある(p=0.005)ことが示せたので、多重比較としてSPSSに入っていたpost hocのBonferroniで解析したのですが、群間では有意差を示す事ができませんでした。

統計勉強中の身で基本的なことで大変申し訳無いのですが以下の点が不明です

1. 私のやっている解析でどこかおかしい所は指摘できますでしょうか?
2. reviewrの指摘は正しいのでしょうか?(よく濃度試験の検定をDunnetで検定している論文を見かけます)

よろしくお願いいたします
 
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ほぼ解決しているようですが 削除/引用
No.2468-6 - 2013/10/25 (金) 18:08:42 - mom-a
>濃度をふった実験はsequentialなデータであるため、repeated measures ANOVAを使う様にといわれました

元々は同じディッシュから増えた細胞と考えたとしても、その後別々に培養して測定時点が1つであるなら、枝分かれ方実験ではあっても「繰り返し測定」ではないのでは。今のところ用量-反応性をみる実験でrepeated measurement ANOVAを使った例をみたことはありませんが…。(普通は枝分かれ実験にもしていないと思いますが、それがいいか悪いかは別として。)

ただ、

>濃度依存性のあるデータを検定する完璧な方法がない以上、人によって批判はあると思うので異論は認めます 笑

というのが実情なので、ぶっちゃけてしまえば、多少レビュワーの意見に疑問があってもデータの解釈に影響しないのであれば無理に争わずに言うこときいてしまうと思います。

いずれにしても、こういう指摘があるのだというのが非常に参考になりました。ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.2468-5 - 2013/10/22 (火) 20:25:51 - 浜松っこ
みなさんありがとうございます。

色々ご指摘ありがとうございました。

>>qq様
dose responseがsequentialなもの、ということは理解できなかったのですが、ようやく分かりました ありがとうございます。

>>直輝様 おお様
貴重なご意見本当にありがとうございます。
SPSSだとone way repeated measures ANOVAのあとのpost hocがBonferroniくらいしか選べなかったので、取り敢えずBonferroniでやってみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.2468-4 - 2013/10/19 (土) 07:01:19 - おお
one-way repeated measures ANOVAなら、ベースはpaired T testですから、ベースラインにバラツキがなければ、特に必要はありません。逆に2回目にききがちょっと悪かったとかで、コントロールとの差にばらつきが出てくると、差を見るpaired T testでは感度が落ちてしまう可能性はあります。

one-way repeated measures ANOVA-Dunnett が使えるんだったら(この辺は疎いので使えるんだったらぼかしますが)、それがいいとおもいます。こっちにほうが感度いいかとおもいますし。

BonferroniはAnovaと独立でできます。統計ソフトをつかうと質問者の場合6通りの組み合わせになるのでp値が6倍で表示されると思います。実際は3っつの比較しかしていないので、3倍にすればいいのじゃないかと思いますけど。なので手計算で3倍としたいところですが、ちょっと確証がありません。

私も素人ですが 削除/引用
No.2468-3 - 2013/10/19 (土) 00:29:10 - 直輝
濃度を振った実験は別々の細胞を使うとはいえ、元は同じディッシュの細胞から殖えた訳なので同じ細胞と言うこともできると思います。よって、reviewerのone-way repeated measures ANOVAをやれという指示は間違ってないと思います。

濃度試験の検定をDunnetで検定している論文がありますが、濃度依存性があるデータを濃度依存性を仮定しない統計方法で解析しているわけで、濃度依存性を仮定した検定(Williamsとか)よりも検出力が劣ることになります。検出力が低い方法(Dunnet)ですら有意差があったんだからOKという論理で、こちらも間違ってはいないと思います。

ご相談のケースだと、one-way repeated measures ANOVAの後にDunnetでいいんじゃないかな。

濃度依存性のあるデータを検定する完璧な方法がない以上、人によって批判はあると思うので異論は認めます 笑

(無題) 削除/引用
No.2468-2 - 2013/10/18 (金) 22:04:40 - qq
統計素人(ま、他の所もだけど)なので、間違っているかもしれません。
>濃度をふった実験はsequentialなデータであるため、repeated measures
>ANOVAを使う様に
濃度をふった実験は、別べつの細胞を使うのだから、sequencialではないのではないでしょうか?
repeatedは、濃度0の測定値と濃度1の測定値を分散なしで引いてしまうのだから、間違っているのではないかしら?
「post hocのBonferroniで解析」は、普通に独立群のt-testをやったのでしょ?それでよいと思うのですが、最初のANOVAをrepeatedにしないで、普通のone-way ANOVAにすれば、どちらも同じように有意でなくなると思いますが、いかがでしょう。

統計で困っております 削除/引用
No.2468-1 - 2013/10/18 (金) 20:09:14 - 浜松っこ
いつもお世話になってます

論文のreviseで統計処理についてのコメントが有りまして、対応に苦慮しております。

無刺激群、リガンドAによる低濃度刺激、Aによる中濃度刺激、Aによる高濃度刺激の4群に分けて細胞のサイズを測定しておりました。
独立した3回の実験を行い、Dunnetの検定を行い、中濃度群と高濃度群でコントロール群と比較し有意差を示すことができました。

ところが査読者は濃度をふった実験はsequentialなデータであるため、repeated measures ANOVAを使う様にといわれました。

SPSSのone way repeated measures ANOVAで差がある(p=0.005)ことが示せたので、多重比較としてSPSSに入っていたpost hocのBonferroniで解析したのですが、群間では有意差を示す事ができませんでした。

統計勉強中の身で基本的なことで大変申し訳無いのですが以下の点が不明です

1. 私のやっている解析でどこかおかしい所は指摘できますでしょうか?
2. reviewrの指摘は正しいのでしょうか?(よく濃度試験の検定をDunnetで検定している論文を見かけます)

よろしくお願いいたします

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