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MEFへ添加するタモキシフェンの濃度調整 トピック削除
No.2555-TOPIC - 2013/11/15 (金) 14:58:01 - ぽん
ある遺伝子のloxP MEF 細胞にタモキシフェン誘導型のCre ERTM遺伝子を導入
し、タモキシフェンを添加して遺伝子を欠損させようとしています。

sigmaからタモキシフェンを購入し、エタノールで溶解する予定ですが、溶解後の細胞に添加する濃度(100nM〜1μMで考えています)への調整も、エタノールで行うのでしょうか?
それともメディウムで希釈して細胞に添加したほうがいいですか?
文献にはそこまで詳しく載っていなく、困っています。
同様の実験を行った方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。


また、タモキシフェンは1度の投与で十分なのでしょうか?
その他の条件なども教えて頂くと助かります。

よろしくお願い致します。
 
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No.2555-7 - 2013/11/21 (木) 13:18:15 - DADA
みなさま、ご教授いただきありがとうございます。
勉強になります。

コントロールをおいたうえでの、遺伝子の欠失が得られる、必要最小限の4OHTの濃度と投与時間を検討してみます。


重ねての質問で申し訳ないのですが、エタノールで溶解した4OHTは、-20℃下等で保存できますか?使い切りがいいのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.2555-6 - 2013/11/16 (土) 09:04:40 - U2
増殖や細胞死などの一般的なアッセイであれば、4OHTをエタノールに溶解したストックを培地で希釈して使って大丈夫だと思います。例えば、10mMのストックを終濃度1uM (10,000倍希釈)で野生型のMEFに投与しても、見た目に明らかな変化は見られません。ただし、アッセイによってはまったく影響ないとは言いきれないので、エタノールのみのコントロール実験は必要になると思います。

Lox-PのCreERに対する反応については、アレルによって様々ですので、お使いの細胞で条件設定する必要があります。予定している実験において、どの程度のリコンビネーション効率が必要なのかにもよります。ちなみに、私が使っているMEFでは、50nM 4OHTのsingle dose (48h)で90%程度のリコンビネーションが見られます。なお、MEFの場合、CreERの活性化により、genome damageによると思われる増殖抑制が見られますので、4OHTの濃度と投与時間は必要最小限にした方が無難と思います。

(無題) 削除/引用
No.2555-5 - 2013/11/16 (土) 00:48:02 - おお
>添加する濃度(100nM〜1μMで考えています)への調整も、

濃度依存せいでデーターを示したいなら、各濃度の培地のエタノール濃度が一定であることが望ましいです。条件を探っているならそこまでしなくていいかもしれません。
まあ濃度依存性を見るような実験をその系でするのかなぁというのが、感想ですが、、、

(無題) 削除/引用
No.2555-4 - 2013/11/16 (土) 00:42:34 - おお
タモキシフェン誘導型でないといけないのでしょうかねぇ。。。

(無題) 削除/引用
No.2555-3 - 2013/11/15 (金) 22:23:59 - TK-1
tamoxifenじゃなくて4 hydroxy tamoxifenを使ってください。

(無題) 削除/引用
No.2555-2 - 2013/11/15 (金) 19:34:35 - 独り言
エタノールで溶かしたストックを作成したら、
細胞への添加の際はメディウムで希釈すれば大丈夫です。ただ、試薬が高濃度の場合は再結晶化する場合があるので、ちゃんと溶けたかどうかしっかり見ておいた方が良いです。再結晶かするようであれば、エタノールでさらに薄めてから、メディウムに添加することになると思います。もちろんエタノール自体の毒性があるので、エタノールの持ち越しは少ない方がいいです。

タモキシフェンって使った事ないですがエタノールが良いんですか?DMSOでは駄目なんですかね。個人的にはDMSOなら蒸発しないので安心してストックできるとおもうのですが。

MEFへ添加するタモキシフェンの濃度調整 削除/引用
No.2555-1 - 2013/11/15 (金) 14:58:01 - ぽん
ある遺伝子のloxP MEF 細胞にタモキシフェン誘導型のCre ERTM遺伝子を導入
し、タモキシフェンを添加して遺伝子を欠損させようとしています。

sigmaからタモキシフェンを購入し、エタノールで溶解する予定ですが、溶解後の細胞に添加する濃度(100nM〜1μMで考えています)への調整も、エタノールで行うのでしょうか?
それともメディウムで希釈して細胞に添加したほうがいいですか?
文献にはそこまで詳しく載っていなく、困っています。
同様の実験を行った方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。


また、タモキシフェンは1度の投与で十分なのでしょうか?
その他の条件なども教えて頂くと助かります。

よろしくお願い致します。

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