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チロシンリン酸化の模倣 トピック削除
No.2622-TOPIC - 2013/12/05 (木) 10:07:57 - Y
宜しくお願い致します。

ある分子Xの特定のチロシン(Y)リン酸化を模倣した変異体の発現ベクターを作製したいのですが、チロシン残基を他のアミノ酸に置換することで模倣変異体を作製することはできるのでしょうか?

セリン(S)リン酸化の場合は、アスパラギン酸(D)あるいはグルタミン酸(E)に置換すればリン酸化模倣変異体を作製できると思うのですが、チロシンリン酸化を見たい場合も同様にDあるいはEへの置換で作製可能なのでしょうか?

色々文献等調べたのですが、はっきりしたものが見つけられず質問させていただきました。
また、Sのリン酸化模倣変異体は作製可能であるがYのリン酸化模倣変異体は出来ないのではないか?という説も耳にしました。どれが正しいのでしょうか?

実際にご存知の方がいらっしゃいましたらご教授頂けると幸いです。
 
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(無題) 削除/引用
No.2622-7 - 2013/12/06 (金) 20:01:49 - Y
PY様、ありがとうございます。

>実際にY->E (or D)で上手くいっている例もあるので、悩むよりも作ってみるのが早いですよ。
>ダメなら他のアプローチを考えるようにすればよいと思います。

うまくいっている例もあるのですね。ではとりあえず作ってみようかなと思います。それと並行して他の手法も調べてみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.2622-6 - 2013/12/05 (木) 17:30:56 - PY
> 情報ありがとうございます。
> やはり「Y→D or E」の置換をダメモトで試してみるしかないのでしょうかね…。

実際にY->E (or D)で上手くいっている例もあるので、悩むよりも作ってみるのが早いですよ。
ダメなら他のアプローチを考えるようにすればよいと思います。

> >昔、とある学会で非天然アミノ酸に対応するtRNAを合成させて、タンパク質中に非天然アミノ酸を取り込ませる、という発表を見た事があります。
> 哺乳動物細胞でやっていたので、リン酸化チロシンに対応する非天然アミノ酸を目的のタンパク質に取り込ませることもできるかもしれません。
>
> これだと普通のラボで簡単にできることではありませんよね?一般的に簡単にできることがあれば、と思うのですが…。

まあ、その通りですね。
共同研究にもっていくことも可能かと思ったのですが、上手くできるかわからないという点では同じですね。

(無題) 削除/引用
No.2622-5 - 2013/12/05 (木) 16:58:22 - Y
PY様、お返事ありがとうございます。

情報ありがとうございます。
やはり「Y→D or E」の置換をダメモトで試してみるしかないのでしょうかね…。

>昔、とある学会で非天然アミノ酸に対応するtRNAを合成させて、タンパク質中に非天然アミノ酸を取り込ませる、という発表を見た事があります。
哺乳動物細胞でやっていたので、リン酸化チロシンに対応する非天然アミノ酸を目的のタンパク質に取り込ませることもできるかもしれません。

これだと普通のラボで簡単にできることではありませんよね?一般的に簡単にできることがあれば、と思うのですが…。

(無題) 削除/引用
No.2622-4 - 2013/12/05 (木) 12:19:36 - PY
海外でも同じ悩みを持つ方がいるようです。
http://www.researchgate.net/post/What_are_the_strategies_for_creation_of_constitutively_active_mutants_of_a_protein

リン酸化したS/TはEと構造的に良く似ているけど、pYは芳香環があるぶん構造が大きく異なるのでリン酸化状態の変異体になりにくいという見解です。

昔、とある学会で非天然アミノ酸に対応するtRNAを合成させて、タンパク質中に非天然アミノ酸を取り込ませる、という発表を見た事があります。
哺乳動物細胞でやっていたので、リン酸化チロシンに対応する非天然アミノ酸を目的のタンパク質に取り込ませることもできるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.2622-3 - 2013/12/05 (木) 12:10:02 - Y
TS様、お返事ありがとうございます。

>それが機能的な変異になり得るかどうかは、Yに限らず、SでもTでも同じことだと思います。

すみません、念のため確認なのですが、これはつまり
「YでもSでもTでも、DまたはEに変えればリン酸化模倣変異体が作製可能であるが、D or Eのどちらに変えた時が機能的な変異になるかはやってみなければわからない」
ということでよろしいでしょうか?

私もはじめはこのように思っていたのですが、調べてみると意外と文献が見つけられなくて…

(無題) 削除/引用
No.2622-2 - 2013/12/05 (木) 11:00:14 - TS
わたしの理解では、チロシンだからダメと言うことはないと思います。

それが機能的な変異になり得るかどうかは、Yに限らず、SでもTでも同じことだと思います。

ただ私がしららないだけで、もしかしたら経験に基づく確率的に、チロシンリン酸化のD/Eによる模倣は機能しないことが多かった、ということがあるのかなぁ?

チロシンリン酸化の模倣 削除/引用
No.2622-1 - 2013/12/05 (木) 10:07:57 - Y
宜しくお願い致します。

ある分子Xの特定のチロシン(Y)リン酸化を模倣した変異体の発現ベクターを作製したいのですが、チロシン残基を他のアミノ酸に置換することで模倣変異体を作製することはできるのでしょうか?

セリン(S)リン酸化の場合は、アスパラギン酸(D)あるいはグルタミン酸(E)に置換すればリン酸化模倣変異体を作製できると思うのですが、チロシンリン酸化を見たい場合も同様にDあるいはEへの置換で作製可能なのでしょうか?

色々文献等調べたのですが、はっきりしたものが見つけられず質問させていただきました。
また、Sのリン酸化模倣変異体は作製可能であるがYのリン酸化模倣変異体は出来ないのではないか?という説も耳にしました。どれが正しいのでしょうか?

実際にご存知の方がいらっしゃいましたらご教授頂けると幸いです。

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