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ペプチドホルモンのPotency/Affinityの測定方法と解析方法 トピック削除
No.2705-TOPIC - 2014/01/06 (月) 18:26:00 - あふ
いつも勉強させていただいております。どうぞよろしく御願いします。

あるペプチドホルモンに興味をもちました。そのアミノ酸配列を改変したり修飾(アセチル基の追加など)を加えたペプチド数種を依頼合成し、標的となる哺乳動物細胞を初代培養して、ホルモン作用がアミノ酸配列改変や修飾によりどのように増強されるかを調べました。

非常に興味深い結果が得られたので、論文投稿をしたところ、ペプチドごとにPotency/Affinityの測定データを呈示するように指摘されました。

誠にお恥ずかしい限りなのですが、Potency/Affinityの測定方法を知らず、Potency/Affinityという意味も漠然としか理解していませんでした。過去の論文を検索してみたところ、何となく、ラジオアイソトープの125Iで各ペプチドを標識して、ラジオレセプターアッセイ(RRA)を実施して、データ解析をすれば良さそうということが判りました。20年前ぐらいの学生の頃に、RRAを実施した経験があるので、125I標識やRRAはなんとか実施しようと思えば実施できそうです。

教えていただきたい事は次の2点です。

(1)見つけられた論文では、Potencyのためのデータ解析には、Pekary(1982)のコンピュータープログラムを用いたと書かれています。またAffinityのためのデータ解析には、MunsonとRodbard(1980)のLIGANDというコンピュータープログラム(nonlinear least-square curve-fitting program)を用いたと書かれています。どうもFortranのプログラムらしくて、とても、今の時代のパソコンで使えそうなものではなさそうです。

そこでこれらに代わる、良いソフト(あるいはウェブサイト)を教えていただけないでしょうか?フリーウェアであると、より有り難いです。

(2)125I標識やRRAでは無い、もっと、非RIで安価な良い測定方法は無いでしょうか(たとえばビオチン標識など)?

どうぞよろしく御願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2705-5 - 2014/01/07 (火) 07:36:34 - おお
Potencyは具体的な生理的活性ですでに検討したデーターを使えばいいのではとおもうのですが、、、

あとプログラムが何をしているかは、さらにそのプログラムについて書いている論文などさかのぼって見てみるといいとおもいます。使われた公式などがかかれているので、具体的にどうするのかわかると思います。そうすると表計算ソフトでもできるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.2705-4 - 2014/01/07 (火) 05:23:36 - おお
実験系にもよるかもしれませんが、ビオチンや蛍光ラベルはつかわれているとおもいます。ラベルを入れたくないなら、surface plasmon resonanceを利用する方法もあります。

(無題) 削除/引用
No.2705-3 - 2014/01/06 (月) 21:43:36 - qq
第一に、scatchard plotで良いのではないでしょうか?特別な解析ソフトは不要なのではないでしょうか?
どうしてもnon-linearなfittingであれば、手近な所では、ImageJのcurve-fittingが意外に強力です。薬理系のKdを算定するソフトを良くは知らないのですが他にもたくさんあるとは思います。
ImageJの場合、
1)起動してanalyze>tools>curve-fittingでcurve-fittingのウィンドウをオープンします。
2)データを入力し、fittingするカーブを”user-define”にします。
3)fitを押すと、式を入力するウィンドウが立ち上がりますから、式を適当に設定します。例えば、”y = a*x/(b+x) + c*x ”とすると、ノンスペ有りのsingle-siteのbindingを推定できるでしょう。後は適当にしてくださいとしか言いようがありませんが、何とかなるかもしれません。
4)fittingは、初期値が重要だったりしますから、3)の式の場合、a,b,cの初期値をそれらしい値に設定する必要があるかもしれません。

非RIが可能であれば結構なことですが、受容体量に依存することでしょう。受容体を高発現する細胞などを用意できるのであれば、有利ではありますよね。

ペプチドホルモンのPotency/Affinityの測定方法と解析方法 削除/引用
No.2705-1 - 2014/01/06 (月) 18:26:00 - あふ
いつも勉強させていただいております。どうぞよろしく御願いします。

あるペプチドホルモンに興味をもちました。そのアミノ酸配列を改変したり修飾(アセチル基の追加など)を加えたペプチド数種を依頼合成し、標的となる哺乳動物細胞を初代培養して、ホルモン作用がアミノ酸配列改変や修飾によりどのように増強されるかを調べました。

非常に興味深い結果が得られたので、論文投稿をしたところ、ペプチドごとにPotency/Affinityの測定データを呈示するように指摘されました。

誠にお恥ずかしい限りなのですが、Potency/Affinityの測定方法を知らず、Potency/Affinityという意味も漠然としか理解していませんでした。過去の論文を検索してみたところ、何となく、ラジオアイソトープの125Iで各ペプチドを標識して、ラジオレセプターアッセイ(RRA)を実施して、データ解析をすれば良さそうということが判りました。20年前ぐらいの学生の頃に、RRAを実施した経験があるので、125I標識やRRAはなんとか実施しようと思えば実施できそうです。

教えていただきたい事は次の2点です。

(1)見つけられた論文では、Potencyのためのデータ解析には、Pekary(1982)のコンピュータープログラムを用いたと書かれています。またAffinityのためのデータ解析には、MunsonとRodbard(1980)のLIGANDというコンピュータープログラム(nonlinear least-square curve-fitting program)を用いたと書かれています。どうもFortranのプログラムらしくて、とても、今の時代のパソコンで使えそうなものではなさそうです。

そこでこれらに代わる、良いソフト(あるいはウェブサイト)を教えていただけないでしょうか?フリーウェアであると、より有り難いです。

(2)125I標識やRRAでは無い、もっと、非RIで安価な良い測定方法は無いでしょうか(たとえばビオチン標識など)?

どうぞよろしく御願いします。

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