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膜タンパク免染用の浮遊細胞塗抹方法 トピック削除
No.2979-TOPIC - 2014/04/16 (水) 23:08:16 - エビ
いつもお世話になっております。
現在、浮遊細胞の免疫染色をおこなっているのですが、
目的タンパクが膜表面タンパクなのです。
ホルマリン固定後に、エタノールに希釈しスライドガラスに塗抹しているのですが、抗体反応を確認できませんでした。
エタノールにより、膜の脂質が分解されたためと予想し、他の方法でサンプルの調整をしたいのですが、浮遊細胞を遠心で回収したのち、どんな溶液に溶かし、スライドにどのように塗抹するのが良いでしょうか?
ご意見お伺いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2979-21 - 2014/04/18 (金) 10:46:07 - エビ
>kkさん
ありがとうございます。
現在は固定して取り組んでおります。

コントロールなのですが、そもそもポジティブコントロールが存在しないため困っております苦笑
ネガティブコントロールは、非免疫血清を用いており、その免染後の像とは異なるシグナルが検出できるので、特異的な反応ではないかと考えております。

(無題) 削除/引用
No.2979-20 - 2014/04/18 (金) 10:40:41 - kk
>[Re:19] エビさんは書きました :
> PFAで固定後も、室温などのインキュベートによるダメージはあるものなのでしょうか?

固定後であれば、室温でも問題ないです。
遠心は生細胞より少し強めにしないと落ちなくなります。

> 抗体は、細胞をうまく回収できなく失敗した免染の結果でも、残った細胞が反応を示していたので、用いることができると考えております。
> westernは行ったのですが、目的分子が膜タンパクということもあり、そちらはそちらで調整が必要に感じたので、深く取り組んでおりません。

適切なコントロールが欲しいところです。染まっているようにみえるのが、特異的なのか非特異的なのか見極めが必要だと思います。

他の種でWestern blottingの実績がある抗体なら、使用している細胞でもシングルバンドでちゃんと検出できることを確認しておくと、結果に説得力がでてきます(コントロールは必要ですが)。
Western blottingでバンドが複数見える(分解産物やバリアントではなく)場合は、免染の結果は非特異的なシグナルの可能性がありますし、何もバンドが見えない場合は抗体がWesternで使えないか非特異的な可能性が考えられます。

(無題) 削除/引用
No.2979-19 - 2014/04/18 (金) 08:53:32 - エビ
>kkさん
そうです。名前であからさまでしたね笑
そこまで生にこだわりはなく、できたらいいなーくらいなのですが、PFAで固定後も、室温などのインキュベートによるダメージはあるものなのでしょうか?

抗体は、細胞をうまく回収できなく失敗した免染の結果でも、残った細胞が反応を示していたので、用いることができると考えております。
westernは行ったのですが、目的分子が膜タンパクということもあり、そちらはそちらで調整が必要に感じたので、深く取り組んでおりません。

(無題) 削除/引用
No.2979-18 - 2014/04/18 (金) 08:40:58 - kk
お名前から推測してエビの細胞ですかね?
根本的な疑問ですけど、普通用いられる動物種でないとすると、使用している抗体が目的の細胞のタンパク質を認識することは、Western Blottingなどで確認しているのでしょうか。

生細胞のまま染める場合、長時間あるいは室温や37度でのインキュベーションは細胞へのダメージが大きいので、4度か氷上で30分前後でやった方がよいと思います。
抗体にもよりますが、よい抗体であれば30分(場合によっては15分)でも良好な結果が得られます。
染色自体はマイクロチューブで行って遠心すればよいのでインキュベーション中の接着は無視できます。
固定に関してもそうですが、FACSの一般的なプロトコールに目を通してみると良いと思います。

(無題) 削除/引用
No.2979-17 - 2014/04/18 (金) 08:25:33 - エビ
>speed+starさん
植物でもありません。
BSA/PBSに固定後3時間ほど懸濁してのち顕教してみたのですが、細胞に損傷がみられませんでしたので、原因はbufferではない気もします。
遠心を500G 5minで行ったのですが、300Gなどに変更しようと考えております。

(無題) 削除/引用
No.2979-16 - 2014/04/18 (金) 08:16:05 - speed+star
>哺乳類や昆虫のものではなく

植物?PBSでよいの?細胞にダメージがあるなら別に培地で希釈でも良いと思う。炭酸培地ならヘペスとか加えれば良いだろうし。

(無題) 削除/引用
No.2979-15 - 2014/04/18 (金) 08:11:00 - エビ
>うさん
そうなのでしょうか。
ちなみに、目的の細胞が哺乳類や昆虫のものではなく、培養用法なども確立されていないものが対象なのです。
washなどにPBSを用いていましたが、遠心の回数を重ねる毎にペレットが小さく、変な方になってきておりました。
BSA/PBSなどでの遠心に変更しようか考えておりました。

(無題) 削除/引用
No.2979-14 - 2014/04/18 (金) 07:24:42 - う
細胞が破裂?
FACSのように、普通にやってもですか?

ちょっと生細胞でのやり方が間違っているのでは?

(無題) 削除/引用
No.2979-13 - 2014/04/17 (木) 23:27:51 - エビ
>うさん
いえ、細胞を回収する際に細胞が破裂?などしてしまって、ペレットが回収できなくなってしまったのです。
PFAで固定後行ったところ、うまく行っている気がします。

(無題) 削除/引用
No.2979-12 - 2014/04/17 (木) 21:52:29 - う
それ抗体が染色にむいてないんじゃないですか?

(無題) 削除/引用
No.2979-11 - 2014/04/17 (木) 19:24:46 - エビ
生細胞をそのまま染色する方法はうまく行きませんでしたので
PFAで固定後行っていきたいと思います。
皆様、貴重なご意見ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.2979-10 - 2014/04/17 (木) 11:27:56 - speed+star
検鏡するなら接着したまま染めればよし。
エッペチューブにはそんなに張り付かない。
抗体が良ければ1時間も染めなくてもok

(無題) 削除/引用
No.2979-9 - 2014/04/17 (木) 11:06:35 - エビ
> speed+starさん
一度その方法でやってみたいと思います。ありがとうございます。

また、異なった質問になってしまうのですが
生細胞を染色する課程、インキュベート中に接着を始めてしまう細胞がいるのですが、皆様はどのように対処しているのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.2979-8 - 2014/04/17 (木) 11:04:23 - speed+star
普通にスライドに数マイクロのドロップをつくり、カバーガラスをかけ、マニキュアで封入。細胞を潰したり潰さなかったりは好みで。

(無題) 削除/引用
No.2979-7 - 2014/04/17 (木) 10:11:06 - エビ
>speed+starさん
エピトープは外側です。
エタノールに希釈したのは、そのほうがサンプルを塗抹したかったからです。
浮遊させたまま生で染めた場合、検鏡はどのように行うのが正解でしょう?
ただその場で写真が撮れ、検鏡できれば大丈夫です。

(無題) 削除/引用
No.2979-6 - 2014/04/17 (木) 08:29:14 - speed+star
膜を挟んでどちらにエピトープがあるかで透過処理の必要性が決まる。
エタノールかけたら透過するはず。
エタノールに希釈する意味がわからない。
ホルマリン固定の濃度と固定時間は重要。賦活化が必要なときもある。
インターナライズしないなら生で染めるのも一つの方法。

(無題) 削除/引用
No.2979-5 - 2014/04/17 (木) 08:22:28 - エビ
>MPさん
ありがとうございます。
この方法を詰めていきます。
膜タンパクの染色でも、膜透過は必要なのでしょうか?
用いる抗体、抗原によりますか?

質問を重ねてしまい申し訳ありません。

(無題) 削除/引用
No.2979-4 - 2014/04/17 (木) 08:19:25 - エビ
>独り言さん
サイトスピン、使いたいのですが当方の研究室にないのです。。
どこかで借りられるか聞いてみるのも手ですね。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.2979-3 - 2014/04/17 (木) 00:43:40 - MP
poly-L-lysine処理したカバーグラスに生きた細胞をPBSに懸濁して付着させ(室温で15分程度)、その後にパラホルムアルデヒド処理で細胞を固定。細胞膜をある程度保存したければSaponinで透過処理でよいかと思います。

(無題) 削除/引用
No.2979-2 - 2014/04/17 (木) 00:04:01 - 独り言
cytospin

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