Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

自作コンピテントセルのストック溶液について トピック削除
No.3702-TOPIC - 2015/01/06 (火) 16:08:12 - MY
こんにちは。
自作コンピテントセルのストック溶液について教えてください。
今の研究室では、XL1-Blue を買ってきて、それをもとに大量に増やして自作のコンプテントセルをストックしています。

コンピテントセルのストック溶液が、

KCl    3.73g

MnCl2・4H2O       4.455g

CaCl2・2H2O         0.75g

塩化ヘキサアンミンコバルト  0.4g

酢酸カリウム         0.5g

グリセロール         50ml

水で400mlに溶かした後、pH6.4 に合わせてtotal 500ml にします。

この溶液を前任者の方が作ったものを使用していたときはコンピテントセルの調子は悪くなかったのですが、
今回、ストック溶液を作り直したら、ストックしたての時は順調にコロニーを形成してくれたのですが、時間が経ってから使うと、コロニーの数が少なくなりました。
ストック溶液に問題があるのかと思い、質問しました。
塩化ヘキサアンミンコバルトが非常に溶けづらく、フィルとレーションの時にフィルターが目詰まりを起こしたので、塩化ヘキサアンミンコバルトの濃度が低くなったのかな?とは思うのですが。

コンピテントセルを自作している方、どんな組成のストック溶液を使っていますか?
また、上記と同じようなストック溶液を使用している方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見を伺わせてください。

よろしくお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.3702-3 - 2015/01/06 (火) 17:36:51 - AP
ハナハンの改良型、CCMB80バッファーというやつのようですね。
原法ではあらかじめpH 7に調整したKOAc溶液で加えて、さらに最後にHClでpHを下げるようですね。最終的に組成とpHがあっていたとしても、solidのKOAcで加えてあとからpHを合わせるのとでは別ものになっている可能性がありますね。個体のKOAcを水に溶かした直後はpH 10近くの塩基性になっていると思います。
Co++は塩基性では不溶性のCo(OH)2を形成してしまって、一旦そうなるとあとからpH 6.4くらいに下げても溶けないんじゃないでしょうか。

そのせいで、形質転換効率が低かったのかどうかはわかりませんけれど。

今更Hanahanの方法に固執することもないのでは?
国産?のInoue方にしたら? もっとシンプルだし、だれがやっても比較的コンスタントな効率が得られますよ。(Mnが析出しやすいけれど、Coみたいに厄介で他に使い道もないようなものは使わない)。

(無題) 削除/引用
No.3702-2 - 2015/01/06 (火) 16:30:51 - おお
ttp://openwetware.org/wiki/TOP10_chemically_competent_cells

自作コンピテントセルのストック溶液について 削除/引用
No.3702-1 - 2015/01/06 (火) 16:08:12 - MY
こんにちは。
自作コンピテントセルのストック溶液について教えてください。
今の研究室では、XL1-Blue を買ってきて、それをもとに大量に増やして自作のコンプテントセルをストックしています。

コンピテントセルのストック溶液が、

KCl    3.73g

MnCl2・4H2O       4.455g

CaCl2・2H2O         0.75g

塩化ヘキサアンミンコバルト  0.4g

酢酸カリウム         0.5g

グリセロール         50ml

水で400mlに溶かした後、pH6.4 に合わせてtotal 500ml にします。

この溶液を前任者の方が作ったものを使用していたときはコンピテントセルの調子は悪くなかったのですが、
今回、ストック溶液を作り直したら、ストックしたての時は順調にコロニーを形成してくれたのですが、時間が経ってから使うと、コロニーの数が少なくなりました。
ストック溶液に問題があるのかと思い、質問しました。
塩化ヘキサアンミンコバルトが非常に溶けづらく、フィルとレーションの時にフィルターが目詰まりを起こしたので、塩化ヘキサアンミンコバルトの濃度が低くなったのかな?とは思うのですが。

コンピテントセルを自作している方、どんな組成のストック溶液を使っていますか?
また、上記と同じようなストック溶液を使用している方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見を伺わせてください。

よろしくお願いします。

3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。