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RPMI1640mediumへのhypoxythantineの添加 トピック削除
No.4017-TOPIC - 2015/04/15 (水) 23:49:23 - 学生です
基本的な質問ですみません。

以前は、粉末のRPMI1640(重曹、HEPES入り)を純水に溶かし、そこに粉末のゲンタマイシン75mg(25mg/L)と、1NのHCl5mlに溶かした粉末のhypoxythantine 150mg(50mg/L)を添加した後で、1NのNaOHを加えていってphを合わせ、純水でメスアップしtotal3Lにしてフィルター滅菌して使用していました。

今回から既成の液体RPMI1640培地(重曹、HEPES入り)を用いることになったのですが、せっかく滅菌済の液体培地が手に入ったので、出来ることならゲンタマイシンとhypoxythantineを何か液体に溶かしてフィルター滅菌しながら既成の液体培地に添加出来ないかと考えています。

RPMI1640にゲンタマイシンとhypoxythantineを溶かしたものをフィルター滅菌しながら加えられたら良いのですが、hypoxythantineは水に溶けにくいため、他の溶媒(1NのNaOHなど)に溶かしてから添加するべきでしょうか?
50mgと少量なら10mlほどのRPMI1640に溶けるのでしょうか?
それとも、粉のまま培地に加えて、培地ごと全て滅菌するのが一般的な方法ですか?

もし 1NのNaOHにしか溶けないのであれば、また1NのHClを用いてphを調節する必要があるので、培地に溶ければ良いと思っているのですが……

なにかよい方法、一般的に用いられている方法があれば教えて下さい。
 
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(無題) 削除/引用
No.4017-7 - 2015/04/17 (金) 03:00:42 - yyy
一つ忘れてました。
粉末はsterileで無いとすれば、フィルターステリライズはしなくてはいけないかもしれませんね。50mlに溶けるならそれをSyringe-Tip Filterでステリライズすれば良いかも知れません。
おおさんからの提案のように、水溶液中で安定でストックが作れればストックをボトルトップフィルターで処理して良いかとも思いますが。安定性については調べてませんが、元々3Lも作って置いて問題ないならそこそこ安定なのかも知れません。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.4017-6 - 2015/04/17 (金) 01:32:10 - 学生です
今日、教えて頂いたようにやってみました!
50mlには溶解しなかったのですが、150mlでやっと溶解し、どうにかフィルター滅菌して培地に添加することができました。
相談に乗っていただき、色々教えて頂いてありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.4017-5 - 2015/04/16 (木) 00:48:43 - 学生です
お二方とも、丁寧なお返事ありがとうございます。

おお様
DMSOに溶かすのも選択肢の一つですね。
低濃度なら培地に加えても問題無いですよね……
もしRPMIに溶けないようならDMSOも検討してみます!

yyy様
綴りが間違っていたようです。すみません。
ヒポキサンチンです。
私が使っているメーカーが多分そこだと思います。

そうなんですね!下調べが足りていなくてすみません……
それなら、yyy様の仰るように、500mlボトルから50mlチューブなどに取り分けてそこに加温しながら粉末を溶かしてみようと思います!
ありがとうございます。

まだまだ実験初心者で、メスアップが造語だということも知りませんでした。勉強になります。

(無題) 削除/引用
No.4017-4 - 2015/04/16 (木) 00:42:16 - おお
ああ、なるほど培地(たぶん血清抜き)で10xの濃度で解かせるんだったらそれでストックするてもありますね。

(無題) 削除/引用
No.4017-3 - 2015/04/16 (木) 00:35:23 - yyy
Hypoxanthineの間違いですよね?
Hypoxythantineは特定の会社関連のサイトしかヒットしないようなので。

自分では試した経験はないですが、hypoxanthineの水への溶解度は0.7mg/ml(23℃)のようなので、他の溶質との兼ね合いもあるでしょうが理論的にはRPMIに50mg/Lで溶かす場合はかなり余裕があるように思います。実際にどのくらい溶けやすいかやってみないと分からないですが、直接粉末を加えて37℃にしたら容易に溶けないでしょうか?
もし溶けにくい問題が実際に起こったなら、滅菌した容器に25mg(/500ml bottleですよね?)を溶かすのに十分な量(50mlくらいでしょうか?)RPMIを採ってそこで溶かしてから、Bottleに加えると言う方法も出来るかと。


ところで、老婆心ですが、「メスアップ」と言うのはドイツ語(messung)と英語(up)の混ざったものだと思いますが英語圏では使わない方が良いと思います。

(無題) 削除/引用
No.4017-2 - 2015/04/16 (木) 00:30:43 - おお
DMSOには解けそうですが、もし1000倍ぐらいの濃度で解けるなら、DMSOでストックしてもいいかもです。DMSOなら滅菌はしなくても大丈夫でしょうけど、必要ならナイロンとかテフロンのフィルターを使うといいみたいです。

どれぐらいとけるかちょっと具体的な数字が見つけれませんけど、、、

RPMI1640mediumへのhypoxythantineの添加 削除/引用
No.4017-1 - 2015/04/15 (水) 23:49:23 - 学生です
基本的な質問ですみません。

以前は、粉末のRPMI1640(重曹、HEPES入り)を純水に溶かし、そこに粉末のゲンタマイシン75mg(25mg/L)と、1NのHCl5mlに溶かした粉末のhypoxythantine 150mg(50mg/L)を添加した後で、1NのNaOHを加えていってphを合わせ、純水でメスアップしtotal3Lにしてフィルター滅菌して使用していました。

今回から既成の液体RPMI1640培地(重曹、HEPES入り)を用いることになったのですが、せっかく滅菌済の液体培地が手に入ったので、出来ることならゲンタマイシンとhypoxythantineを何か液体に溶かしてフィルター滅菌しながら既成の液体培地に添加出来ないかと考えています。

RPMI1640にゲンタマイシンとhypoxythantineを溶かしたものをフィルター滅菌しながら加えられたら良いのですが、hypoxythantineは水に溶けにくいため、他の溶媒(1NのNaOHなど)に溶かしてから添加するべきでしょうか?
50mgと少量なら10mlほどのRPMI1640に溶けるのでしょうか?
それとも、粉のまま培地に加えて、培地ごと全て滅菌するのが一般的な方法ですか?

もし 1NのNaOHにしか溶けないのであれば、また1NのHClを用いてphを調節する必要があるので、培地に溶ければ良いと思っているのですが……

なにかよい方法、一般的に用いられている方法があれば教えて下さい。

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