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Ki67染色の強弱の意味 トピック削除
No.4171-TOPIC - 2015/06/09 (火) 14:27:30 - Ki67
いつも参考にさせていただいております。

Ki67染色の強弱は何を示すのでしょうか。

in vitroでKi67の免疫染色を行ったところ、
強陽性の細胞と弱陽性の細胞を認めました。
弱陽性のものの約半分はBrdU陽性で、
backgroundではないだろうと考えています。
(BrdU処置は1時間で、直後にPFA固定しています。)

Ki67 は休止期(G0)を除く細胞周期の全周期(G1、S、G2、M期)で発現すると一般に言われていると思うのですが、
特定の時期に発現が上昇するなどの報告があるのでしょうか。

皆様の知識、知見、意見等をお聞かせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.4171-3 - 2015/06/12 (金) 00:01:05 - おお
Journal of Cellular Physiology
Volume 182, Issue 3, pages 311–322, March 2000
The Ki-67 protein: From the known and the unknown
Thomas Scholzen* andJohannes Gerdes
Article first published online: 31 JAN 2000
DOI: 10.1002/(SICI)1097-4652(200003)182:3<311::AID-JCP1>3.0.CO;2-9
リンクがうまくはれてなかったようなので

(無題) 削除/引用
No.4171-2 - 2015/06/11 (木) 23:58:43 - おお
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/(SICI)1097-4652(200003)182:3%3C311::AID-JCP1%3E3.0.CO;2-9/epdf
まあご自身でもお調べになってください。

These inconsistencies can be explained, in part, bythe hypothesis of du Manoir et al. (1991). The authorspropose three different pathways during the G1phase.The Ki-67 decrease pathway is characterized by a de-clining Ki-67 staining and leads eventually to the exitfrom the active cell cycle (G0). If cells on this pathwayget stimulated by growth factors, they can enter theKi-67 increase pathway that brings the cells back into Sphase. Cells following the Ki-67 stable pathway exhibita constant intensity of Ki-67 staining during the G1phase. This pathway is thought to correspond to opti-mal local growth conditions.

It is generally accepted that the Ki-67 antigen stain-ing increases during S phase (du Manoir, 1991; Brunoand Darzynkiewicz, 1992). Moreover, it was shownthat this even exceeds the increase in DNA content(Sasaki et al., 1987; Bruno et al., 1991). During G2phase a further increase in Ki-67 staining intensitywas reported (du Manoir et al., 1991). The higheststaining intensity of the Ki-67 antigen is found inmetaphase (Braun et al., 1988; Verheijen et al., 1989b;du Manoir et al., 1991; Starborg et al., 1996), whereasduring ana- and telophase the Ki-67 staining begins todecrease (Braun et al., 1988; Starborg et al., 1996)....

Ki67染色の強弱の意味 削除/引用
No.4171-1 - 2015/06/09 (火) 14:27:30 - Ki67
いつも参考にさせていただいております。

Ki67染色の強弱は何を示すのでしょうか。

in vitroでKi67の免疫染色を行ったところ、
強陽性の細胞と弱陽性の細胞を認めました。
弱陽性のものの約半分はBrdU陽性で、
backgroundではないだろうと考えています。
(BrdU処置は1時間で、直後にPFA固定しています。)

Ki67 は休止期(G0)を除く細胞周期の全周期(G1、S、G2、M期)で発現すると一般に言われていると思うのですが、
特定の時期に発現が上昇するなどの報告があるのでしょうか。

皆様の知識、知見、意見等をお聞かせいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

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