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長期間培養のための影響飢餓or低栄養培地について トピック削除
No.4988-TOPIC - 2016/04/12 (火) 19:36:15 - ウエストランド
いつもお世話になっております。

現在、癌細胞が置かれた環境(低栄養、低酸素)に少しでも近づけた環境で培養し、その際の細胞内の様々な変化をモニターしたいと考えております。

そこで、まずは低栄養状態培地での培養を考えておりますが、それを目的とした一般的な培地というのはあるのでしょうか。
(現在使用している培地はRPMI-1640やDMEM(High-glucose)+10%FBSです)

1%血清培地を使用してる論文は見たことがあるのですが、それが一般的なのかどうかも分かりません。

また、オートファジー等を起こす目的の培地(EBSSやアミノ酸不含培地など)では長期間の培養には向きませんので不向きかと考えております。

皆様のご意見をお伺い出来ましたら大変助かります。
よろしくお願いします。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.4988-11 - 2016/04/14 (木) 12:56:46 - ウエストランド
皆様

大変参考になるコメント頂きありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

(無題) 削除/引用
No.4988-10 - 2016/04/14 (木) 11:47:42 - ~
新しい研究を始めるのですから、先行技術調査は行っていますよね。
書かれている1%血清の実験条件がどのようなものかは
ご本人が把握されていると思いますが。

In vitro cancer modelで検索すると結構論文がヒットしますが、
それらは調査済みですよね。他にもっと適したキーワードがあるかもしれません。
貴方のやろうとしている研究に合った先行文献があるのでしたら、
それを元に実験を組んではいかがでしょうか。
無いのでしたらがんの内部の栄養状態の文献を調べるか、
それすらないなら栄養状態を測定することが研究の一部になるでしょう。

既存の培地のアミノ酸やグルコース、血清濃度を変えてみるのは悪手だと思います。
何か体内のがんをmimicしたことを示すマーカーがあって、
それを指標に培養条件を変えてみるというのならばそれはそれで実験になるでしょう。
ただ、今の時点ではそのようなマーカーがあるかを調べていませんよね。
単に貧栄養条件での細胞の挙動の話になってしまいます。

(無題) 削除/引用
No.4988-9 - 2016/04/13 (水) 18:59:09 - MP
血清にも当然アミノ酸とグルコースが含まれていますので、PBS等で透析したものを使用するほうがよいかもしれないです。

(無題) 削除/引用
No.4988-8 - 2016/04/13 (水) 16:02:39 - ウエストランド
皆様

コメントを頂きありがとうございました。
基本的には、アミノ酸、グルコース濃度を抑えた条件が重要そうですね。
市販の培地をアミノ酸不含培地や低グルコース培地で希釈する方向で検討したいと思います。

血清濃度に関しても、実際に検討して見る必要がありそうです。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.4988-7 - 2016/04/13 (水) 15:09:13 - 独り言
細胞によるんじゃないかな。
実際に、血清0%でも増殖できる細胞もあれば、血清0%だと一日で死に始める細胞もあるし。自分が扱っている細胞についてよく調べるしかないと思う。

(無題) 削除/引用
No.4988-6 - 2016/04/13 (水) 15:04:11 - mon
低酸素濃度だとグルコース代謝は増えるのでglucose濃度は低めでしょう。どれくらいが良いかの答えは持っていません。
根拠はないですが、血清濃度10%で維持している細胞なら10%で良いと思います。

(無題) 削除/引用
No.4988-5 - 2016/04/13 (水) 14:31:40 - ウエストランド
mon様

ありがとうございます。
アミノ酸を減らしつつ、グルコース濃度は高めで維持された培地が理想ということでしょうか。
また血清ですが、これは10%を維持したほうがいいのでしょうか。

コメントを頂きながら、質問で返してしまい申し訳ございませんが、ご意見をお伺い出来ましたら幸いです。

(無題) 削除/引用
No.4988-4 - 2016/04/13 (水) 14:23:58 - mon
ざっくり考えると、(EBSSやアミノ酸不含培地)で希釈した(RPMI-1640 or EMEM)培地+10%FBSで良いような。。glucose濃度は重要でしょうね。FBSよりCS(成牛)の方が良いかも。
あるいは自然と枯渇させるように、conditioned mediumを多めに添加するか?(再現性の問題があるかも)

(無題) 削除/引用
No.4988-3 - 2016/04/13 (水) 13:22:23 - ウエストランド
>う〜ん様

ご返信ありがとうございました。

今回の質問では、癌細胞が置かれている環境を模した条件での細胞培養条件の中でも、あくまで一般的なもの、あるいは汎用されているものがあるかどうかということを聞きたかっただけです。

むしろ、これまで汎用されている条件があれば、それらの報告の情報に基づいた様々な検討が行えると思った次第です。

ただし、細胞環境の中でもどの因子が事象の原因か追求する際には、う〜ん様がご指摘されている通り、培地組成の細かい条件検討が必要になってくるかと思います。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.4988-2 - 2016/04/13 (水) 12:41:01 - うーん
アミノ酸とグルコースの溶液を準備して、アミノ酸やグルコースを含まない培地に添加してどの組み合わせが目的に最適かを調べることが必要なのではないですか?
仮に、他のグループが行っている条件があったとしても自分の研究に合わないこともあるし、条件検討しないで答えだけを求めるのは最近の学生の傾向なのでしょうか。

長期間培養のための影響飢餓or低栄養培地について 削除/引用
No.4988-1 - 2016/04/12 (火) 19:36:15 - ウエストランド
いつもお世話になっております。

現在、癌細胞が置かれた環境(低栄養、低酸素)に少しでも近づけた環境で培養し、その際の細胞内の様々な変化をモニターしたいと考えております。

そこで、まずは低栄養状態培地での培養を考えておりますが、それを目的とした一般的な培地というのはあるのでしょうか。
(現在使用している培地はRPMI-1640やDMEM(High-glucose)+10%FBSです)

1%血清培地を使用してる論文は見たことがあるのですが、それが一般的なのかどうかも分かりません。

また、オートファジー等を起こす目的の培地(EBSSやアミノ酸不含培地など)では長期間の培養には向きませんので不向きかと考えております。

皆様のご意見をお伺い出来ましたら大変助かります。
よろしくお願いします。

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