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マウスのジェノタイピングについて トピック削除
No.5298-TOPIC - 2016/08/02 (火) 20:17:43 - PL
今月からKOマウスとtgマウス(ノックインマウス?)の作製を行っております。今まで経験は全くありません。
こちらでご質問させていただきたいことは、ジェノタイピングの際に用いるプライマーについてです。ある遺伝子Aと遺伝子Bのキメラをもつようなtgマウスを作製し、このキメラマウスと野生型マウスを交配させて生まれた子供の耳をサンプリングしてジェノタイピングを行っています。この遺伝子Aは通常マウスでも発現しているものです。
この耳からDNAを抽出し、PCRを行うわけですが、今回は野生型の遺伝子Aに対するプライマーと遺伝子AとBとのキメラの配列に対するプライマーを用いてPCRするように指示されました。
野生型でも存在する遺伝子CをノックアウトしたKOマウスのジェノタイピングの際も、野生型遺伝子CとKOターゲット配列に対してのプライマーを用いました。
ここで私は、KOができているか、目的とした遺伝子のtgマウスができているかを判断するだけならば、野生型のプライマーを使わないで、KO配列に対応したプライマー、tg配列に対応したプライマーを用いて判断すれば良いとおもったのですが、不可能なのでしょうか? 一体なんのために野生型遺伝子に対してのプライマーも使うのでしょうか?
馬鹿な質問で申し訳ありませんが、ご教授いただきたいです。
 
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(無題) 削除/引用
No.5298-3 - 2016/08/04 (木) 07:12:28 - asan

普通にKOの場合ならば、ノックアウトとWTの両方が出てくるようにしたいので当然と言えば当然でしょう。

TGの場合はちょっと厄介で、どの領域にいくつインテグレートしてるか不明なので通常はインサーションした内部のプライマーでしかかけられないことが多いですから、基本それでインサーションの有無を確認する事になるでしょう。ただ、これだとジェノタイプの時のDNA量(沢山やるのであまり厳密にやらないプロトールも多い)とかにも依存するし、インサートが小さいとサイクル数を増やしすぎるとバックで増えてくる事もままあるので、コントロールとしてWTが増えるようにも設計してるというだけかな、と思います。いずれにせよ、ジェノタイプは比較的クルードなDNA精製で大量にやることが多いと思いますが、一方で間違えると厄介なので定量的なものより(2倍あるからホモだとか基本的にはやる人はいないでしょ)定性的に”ある、なし”が分かるようにプライマーを設計するのがいいと思いますね。

ちなみに、そういう意味ではトランスジェニック技術初期のころの有名なtgラインでも何処に入ってるか良くわからないので基本内部のごく一部分のプライマーでしか判断できないラインなんて沢山流通してますよ。

(無題) 削除/引用
No.5298-2 - 2016/08/02 (火) 22:43:28 - TK-1
マウスの相同染色体って何本あるかご存知ですか?

マウスのジェノタイピングについて 削除/引用
No.5298-1 - 2016/08/02 (火) 20:17:43 - PL
今月からKOマウスとtgマウス(ノックインマウス?)の作製を行っております。今まで経験は全くありません。
こちらでご質問させていただきたいことは、ジェノタイピングの際に用いるプライマーについてです。ある遺伝子Aと遺伝子Bのキメラをもつようなtgマウスを作製し、このキメラマウスと野生型マウスを交配させて生まれた子供の耳をサンプリングしてジェノタイピングを行っています。この遺伝子Aは通常マウスでも発現しているものです。
この耳からDNAを抽出し、PCRを行うわけですが、今回は野生型の遺伝子Aに対するプライマーと遺伝子AとBとのキメラの配列に対するプライマーを用いてPCRするように指示されました。
野生型でも存在する遺伝子CをノックアウトしたKOマウスのジェノタイピングの際も、野生型遺伝子CとKOターゲット配列に対してのプライマーを用いました。
ここで私は、KOができているか、目的とした遺伝子のtgマウスができているかを判断するだけならば、野生型のプライマーを使わないで、KO配列に対応したプライマー、tg配列に対応したプライマーを用いて判断すれば良いとおもったのですが、不可能なのでしょうか? 一体なんのために野生型遺伝子に対してのプライマーも使うのでしょうか?
馬鹿な質問で申し訳ありませんが、ご教授いただきたいです。

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