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神経細胞のソーティング トピック削除
No.5390-TOPIC - 2016/09/06 (火) 08:06:33 - シジュルカ
お世話になっております。

生きた状態のままの細胞を、細胞表面抗原や糖鎖をターゲットにする抗体で標識することにより、FACS等で選別できると理解しております。

神経細胞に限った場合、この細胞表面抗原や糖鎖はどの部位で発現している必要があるのかご存知または文献等があればご教授いただけないでしょうか。

一般的に細胞体で発現していれば選別可能だと思うのですが、軸索やシナプスに発現する抗原の場合、ソーターに供す際の細胞懸濁液作成の時点で失われているのではないかと思うのですが、その部分を理解しきれておりません。
できれば、神経細胞のどの部位の抗原を認識するものならソートが可能など、ひとまとまりにした文献があると助かるのですが、恥ずかしいながら未だ探し当てることができておりません。
 
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(無題) 削除/引用
No.5390-11 - 2016/09/09 (金) 08:42:07 - シジュルカ
AA様

ご回答ありがとうございます。

以前CD抗原スクリーニングキットを試したことがあります。あれは既に細胞表面抗原をターゲットにした抗体のみが振り分けられているので、評価法としては簡便かつ迅速に実施できるものでよかったです。

仰る通り、シナプスだと分散時に失われたり、シグナル不足が問題になりそうですね。アドバイスありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.5390-10 - 2016/09/08 (木) 18:31:08 - AA
部位もですが、発現量もシグナル強度に関わるので
シナプス関連分子などだと基本的にシグナル不足が問題になると思います。
PSA-CAMなどのカドヘリン系の分子はよく使われると思います。
あとは脳を分散して取ってくるのであれば、どの段階の脳かにも依りますが、
CD44など、CD抗原で使えるものもあると思います。

(無題) 削除/引用
No.5390-9 - 2016/09/07 (水) 18:16:19 - シジュルカ
ema様

ご回答ありがとうございます。

説明が不適切で申し訳ないのですが、今回の目的としては、抗体標識で神経細胞をソーティングする場合、どの箇所の抗原を認識することが最低限必要なのかが疑問です。

脱線しますが、LMDには個人的に興味があります。
以前、新鮮凍結切片からRNAを獲得する目的で、カー○ツァイスの方に説明を伺いました。そのときに、高品質のRNAを回収することは難しく、アレイ等にかけるにはある程度数が望めるターゲットにした方がよいと言われました。また、高塩濃度の条件下でRNaseの反応を遅らせることができるとも伺ったのですが、現在は簡便に高純度のRNAを回収することができるのでしょうか?

大量にでなければLMDでも 削除/引用
No.5390-8 - 2016/09/07 (水) 14:03:42 - ema
大量に出なければLMDで蛍光で光ってる細胞を生きた状態で分取できます。
http://www.zeiss.co.jp/microscopy/ja_jp/products/laser-microdissection.html

(無題) 削除/引用
No.5390-7 - 2016/09/07 (水) 13:59:16 - シジュルカ
James様

ご回答ありがとうございます。

こちらはPSA-NCAMを用いて神経細胞にコミットさせているようですね。画像から判断すると、このように軸索のみでなく、細胞体でも発現しているものだとしっかり選別に使えるようですね。

ということは、選別の良し悪しに関わってくるのは、抗体の切れ味にもよりますが、細胞体で強く抗原が発現するか否かに寄与するのでしょうか。。

(無題) 削除/引用
No.5390-6 - 2016/09/07 (水) 12:28:05 - James
これなんてどうでしょう?

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Directly+Reprogrammed+Human+Neurons+Retain+Aging-Associated+Transcriptomic+Signatures+and+Reveal+Age-Related+Nucleocytoplasmic+Defects

ヒトのfibroblastからdirect reprogrammingしたニューロンですが、分子的には脳からでもイケるかもしれません。
詳しくはご自分で調べてみてください。

(無題) 削除/引用
No.5390-5 - 2016/09/06 (火) 14:29:10 - シジュルカ
James様

ご回答ありがとうございます。

目的としては、細胞を生きた状態でソートできる抗体の条件になります。
仰る通り、軸索やシナプスで発現している抗原は、酵素処理後に分解されてしまうので染色が難しいと思います。
そうなると、細胞体で発現している抗原や接着分子に限られるという認識でよろしかったでしょうか?できればこのような内容に焦点を当てた論文をさがしているのですが、ご存知でしたらご教授いただけると幸いです。

(無題) 削除/引用
No.5390-4 - 2016/09/06 (火) 12:56:50 - James
シナプスや軸索関連分子を細胞懸濁液中で染めることはできません。組織から取り出す際に、シナプスも軸索も切れるので。

生きたneuronをsortingする方法は、@蛍光蛋白質を発現しているrepoter mouseを使う Aトレーサーやウイルスで光らせる だと思います。

抗体で染色するとなると使える抗原はp75などになると思いますが、特異性は低いので使いづらいと思います。
死んでてもいいなら固定してNeuNで染めるのがよく使われています。

(無題) 削除/引用
No.5390-3 - 2016/09/06 (火) 11:13:49 - シジュルカ
oo様

ご質問ありがとうございます。

ターゲットはマウスの中枢神経で考えておりますが、単に、シナプスや軸索をマークする抗体ではソートできる/できないなど、神経細胞の部位別で選別の可否がどのように制限されるのかを知りたい次第です。

(無題) 削除/引用
No.5390-2 - 2016/09/06 (火) 10:50:16 - oo
どの神経細胞でしょうか?中枢?末梢?マウスですか?ラット、うさぎですか?

神経細胞のソーティング 削除/引用
No.5390-1 - 2016/09/06 (火) 08:06:33 - シジュルカ
お世話になっております。

生きた状態のままの細胞を、細胞表面抗原や糖鎖をターゲットにする抗体で標識することにより、FACS等で選別できると理解しております。

神経細胞に限った場合、この細胞表面抗原や糖鎖はどの部位で発現している必要があるのかご存知または文献等があればご教授いただけないでしょうか。

一般的に細胞体で発現していれば選別可能だと思うのですが、軸索やシナプスに発現する抗原の場合、ソーターに供す際の細胞懸濁液作成の時点で失われているのではないかと思うのですが、その部分を理解しきれておりません。
できれば、神経細胞のどの部位の抗原を認識するものならソートが可能など、ひとまとまりにした文献があると助かるのですが、恥ずかしいながら未だ探し当てることができておりません。

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