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酵母の薬剤標的遺伝子を破壊した際の感受性 トピック削除
No.5851-TOPIC - 2017/03/21 (火) 22:45:20 - 酵母初心者
初めて質問します。

酵母に関する論文を読んでいた際に疑問に思ったのですが、
出芽酵母を用いた実験において、ある薬剤の薬剤標的遺伝子を破壊した場合、その薬剤感受性はどうなるのでしょうか。

といいますのも、ある論文を読んでいた際に、
標的遺伝子そのものが破壊された株に対してそこをターゲットとする薬剤が感受性を示しておりまして、大変疑問に思いました。
標的遺伝子にある遺伝子変異が生じて薬剤耐性が付与される場合は、理解できるのですが...

薬剤の標的自体が欠損しているので、薬剤が効かなくなっても良さそう(耐性となってもおかしくない)なのにどうして感受性を示すのでしょうか。
 
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おお様、弘法様 削除/引用
No.5851-7 - 2017/03/22 (水) 07:54:47 - 酵母初心者
論文名を書いていないにもかかわらず、多くの意見をありがとうございました。
もう少し酵母の遺伝学について勉強してみようと思います。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.5851-6 - 2017/03/22 (水) 07:44:57 - 弘法
Xがその薬剤の唯一のターゲットならば、先にご説明したとおり遺伝子を破壊した株は薬剤処理なしで野生株を薬剤処理したのと同じ表現型を示すはずですよね。

ただし、その薬剤のターゲットが(例えばパラログのように)複数あって、どれか一つ機能していればその「あるタンパク質」の生合成に十分であるならば、Xに耐性変異が生じれば薬剤耐性になることと、Xの遺伝子破壊株が薬剤感受性を示すことは両立しますよね。

いずれにせよ、その論文または遺伝子Xをここに示せないのであれば、それ以上のことはわかりません。

(無題) 削除/引用
No.5851-5 - 2017/03/22 (水) 03:27:07 - おお
変異が入って薬剤耐性になるのと、そのタンパク質自体が存在しないのとでは少し状況が違いますよね。その薬剤とリボソームやtRNAへの相互作用は見られているでしょうか。

またパラログの存在なども気になるところです。

弘法様 削除/引用
No.5851-4 - 2017/03/22 (水) 00:53:52 - 酵母初心者

早速の回答ありがとうございました。
標的遺伝子自体はSGDで調べたところ、破壊しても生育に問題はないようなのです。

ある薬剤とは、あるタンパクの生合成を阻害するものではあるのですが、
ある遺伝子X内にアミノ酸変異が入ることにより、阻害がかからなくなるようでした。
その遺伝子Xを破壊した際には、薬剤による生合成阻害がかからなくなるのではと思ったのですが、再度阻害がかかるようになっておりまして、標的の遺伝子Xから出来るタンパクはないはずなのにおかしいなと思った次第です。

文章能力が乏しくうまく伝えられているか心配ですが、引き続きご教示いただけると嬉しいです。

(無題) 削除/引用
No.5851-2 - 2017/03/21 (火) 23:44:40 - 弘法
「薬剤感受性」がその薬剤で処理することにより標的因子の活性が阻害され、その結果として酵母が死ぬ(生育できなくなる)ことを指すとするならば、標的遺伝子を破壊した時点で酵母は死んでるはずですよね。

標的が複数あって、そのうち一つを破壊しておくと感受性が高まるということはあり得るでしょうね。

どの論文なのかがわかればもう少しきちんとお答えできると思いますが、ここに書くわけにはいかない事情があるのでしょうか。

酵母の薬剤標的遺伝子を破壊した際の感受性 削除/引用
No.5851-1 - 2017/03/21 (火) 22:45:20 - 酵母初心者
初めて質問します。

酵母に関する論文を読んでいた際に疑問に思ったのですが、
出芽酵母を用いた実験において、ある薬剤の薬剤標的遺伝子を破壊した場合、その薬剤感受性はどうなるのでしょうか。

といいますのも、ある論文を読んでいた際に、
標的遺伝子そのものが破壊された株に対してそこをターゲットとする薬剤が感受性を示しておりまして、大変疑問に思いました。
標的遺伝子にある遺伝子変異が生じて薬剤耐性が付与される場合は、理解できるのですが...

薬剤の標的自体が欠損しているので、薬剤が効かなくなっても良さそう(耐性となってもおかしくない)なのにどうして感受性を示すのでしょうか。

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