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(無題) 削除/引用 No.6024-4 - 2017/06/08 (木) 05:26:59 - おお 最近の試薬は毒性が低いのが売り物にされているものも多く、Transfection後培地交換せずに培養していても使えるとされる物も多いです。まずは毒性があるか、どれくらいのIncubationで毒性が現れるかでTransfectionの期間を決めればいいかと思います。毒性がある程度でるまでIncubationすると意外と発現効率が下がっているような感触がある場合もあります。 また顕著な毒性が見られずそういう意味ではTransfection reagentsを除かなくても良さそうな場合でもTransfection reagentsありの状態で生理的な違いが通常と違うかもしれないということは可能性として頭の片隅に入れておいたほうがいいでしょう。

(無題) 削除/引用 No.6024-3 - 2017/06/07 (水) 09:54:00 - とら mon様 早速のご回答ありがとうございます。 導入期間の解説までいただき大変理解しやすかったです。 最近自分で扱っている細胞への導入効率が2日間おいた方が高く、お手本にしていた論文いくつかとはその期間が異なっていたために、一般的な手法とは外れているのではないかと心配していました。 mon様のご説明のおかげで納得することができました。それでは、一度自分のやり方で導入効率のみならず、細胞の形態変化等も確かめてみます。

(無題) 削除/引用 No.6024-2 - 2017/06/07 (水) 09:02:43 - mon 一般的な日数：決まっていません。構造の違ういろいろな試薬について、どうして同じ日数になると思えるのでしょうか？最近は試薬マニュアル上に実施例が多く記載されているので参考にはなります（大きく外れないと言う意味で）。 細胞種によりますが、遺伝子導入複合体が細胞に接触・phagocytosisされ始めるが0〜３時間、遺伝子導入が確認されるのが3~6時間です。 遺伝子導入複合体の細胞への接触期間は、培養条件や複合体種類によって変わりますが、24~40時間程度まで続くようですので、その程度まで遺伝子導入量は上がります。 遺伝子導入複合体には少なからず毒性がありますので、細胞当たりの許容量(限界）はあります。 一昔前は細胞毒性が出やすい導入試薬が多かったので、培地交換までの時間の最適化は必須でした。といっても4-6hr, 12-o/n, 24hr, 交換なしの4点ほどを調べる程度です。 また各種ストレス応答が起きますので、実験目的によっては注意が必要です。

transfectionの期間について 削除/引用 No.6024-1 - 2017/06/07 (水) 08:23:30 - とら 論文では培養細胞へのトランスフェクションを4時間や1日やってから、新しい培地に交換するといったものがありますが、一般的な日数は決まっているのでしょうか？ 長い時間をかけるほど細胞への導入率は上がっていく印象なのですが、そうすると細胞毒性等が懸念されるということでしょうか？

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