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ワールバーグ効果について トピック削除
No.6697-TOPIC - 2018/02/16 (金) 19:19:55 - 09876543w
がんの生化学の領域の人いたら教えて下さい。がん組織ではしばしば嫌気的代謝(解糖系)が亢進していると昔から言われていますが、このような代謝特性は、がん組織より樹立した培養株細胞でもあてはまるのでしょうか。ケースバイケースかもしれないですが。
 
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No.6697-10 - 2018/02/19 (月) 09:26:06 - Tum
ワールブルグ効果はaerobic glycolysisですよ、というのは癌研究者のコミュニティではごく普通なのでジャーゴンであるという認識などなくなっているのですが、異分野からこの業界に入った当初のことを思い返してみると、APさんのように考えていた時もありました。ええ。
けれども、がんにおいてはaerobic glycolysisが亢進している、というかそれががんというものの特徴の一つである、という言い回しやそれを含めた考え方は、歴史的な経緯もあってきわめて一般的なものです。
ごちゃごちゃしている感じになっているのは、嫌気的代謝というタームが解糖系とイコールであると考えているか否かの受け取り方の違いがあるだけでしょう。
トピ主の問いに対する答えはmonさんのご回答でFA。

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No.6697-9 - 2018/02/17 (土) 14:15:06 - AP
あ、それと、
それでもまだ、TK-1さんのメッセージはつかめない。

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No.6697-8 - 2018/02/17 (土) 13:19:04 - AP
私がaerobic glycolysisという、独特の言い回しなるtermあるいはjargonを知らなかったから、言っていることが分からなかっただけでした。
Warburg effectは酸素の有無と関係なく起こる解糖であるはずなのに、aerobicとはこれいかに、酸素依存的な解糖があるものか、と思ったわけで。酸素存在下で起こる解糖をaerobic glycolysisと名付けた人がいるんですね。

それを知ったあとでも、このネーミングはどうかと思いますけど。
aerobicとは酸素を必要とするとか酸素があったほうが促進される、というように誤解します。

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No.6697-7 - 2018/02/17 (土) 10:34:06 - qq
TK-1さんではないけれど、歴史的にWarburgはミトコンドリア・ガン原因説を考えていたのではなかったけ?
そのあとであまりそのような結果が得られなくて、現在の嫌気的解糖にWarburg効果が落ち着いたというような話を聞いたことがある。
証拠を示せと言われても出来ませんけどね。

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No.6697-6 - 2018/02/17 (土) 10:25:25 - mon
総説も沢山あります。
抗体メーカーサイトにも簡単な説明もありますね。
https://www.cstj.co.jp/reference/pathway/warburg_effect.php

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No.6697-5 - 2018/02/17 (土) 01:53:04 - 09876543w
6697-2の人、ありがとうございました。培養系でがん組織由来の細胞株のエネルギー代謝を変化させたときの、増殖や運動を調べてみようかなあ、と思ったのですが、培養系に移行した時点でがんの代謝特性が失われていたらたらあまり意味はないなあ、とおもい聞いてみました。high glucose mediumが売られている理由ははじめて知りました。前に偉いのひとに聞いたのですが、適当にはぐらかされたので。

6697-3の人にいただいた解糖は、わたくしはまだ自分でよく理解できていません。ただ根拠とかそういうのはないです。すみません。勉強します。
発見自体が100年近く前ですし、いろいろな定義の仕方があるのだとは思いますが、私の理解ではwarburg 効果とは、低酸素環境ではもちろんですが、酸素が十分利用可能な微小環境であっても、あえて非効率的な解糖系を主たるATP産生の手段としたがる、そうした癌組織の示す代謝特性を指す、というような理解でした。で、酸素つかわないエネルギー代謝という意味で嫌気的代謝みたいなこと書きました。``嫌``のところにあまりアクセントありません。酸素もちろん癌細胞の特徴である時間的変化を伴う複雑な多様性からみて、がん組織はみなそういう代謝だとは限らないことはことはわかっています。
aerobic glycolysisは私の理解では酸素利用可能な環境で、解糖系を主たるエネルギー代謝経路にすることでのさまざまな利点とかを論じる際にでてくる言葉として知っていましたが、ちょっといまわかりません。

6697-4の人、ありがとうございました。-3の人にきかれた根拠とかは、わたくしもまだよくわかりません。がんばります。

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No.6697-4 - 2018/02/16 (金) 22:53:48 - AP
>[Re:3] TK-1さんは書きました :
> warburg effectはむしろaerobic glycolysisですよ。嫌気性代謝=glycolysisの根拠は何ですか。

ちょっと論点がつかめない。むしろ、、という根拠と、ワールブルグ効果のあなたなりの説明をお願いしたい。

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No.6697-3 - 2018/02/16 (金) 22:16:37 - TK-1
warburg effectはむしろaerobic glycolysisですよ。嫌気性代謝=glycolysisの根拠は何ですか。

(無題) 削除/引用
No.6697-2 - 2018/02/16 (金) 20:15:30 - mon
当てはまります。
DMEM high glucose処方を汎用するのもそのためです。
と言うか、その処方が出来た理由の一つです。

ワールバーグ効果について 削除/引用
No.6697-1 - 2018/02/16 (金) 19:19:55 - 09876543w
がんの生化学の領域の人いたら教えて下さい。がん組織ではしばしば嫌気的代謝(解糖系)が亢進していると昔から言われていますが、このような代謝特性は、がん組織より樹立した培養株細胞でもあてはまるのでしょうか。ケースバイケースかもしれないですが。

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