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CRISPR Knockout Library (GeCKO v2) について。 トピック削除
No.7095-TOPIC - 2018/07/22 (日) 11:33:39 - Addgene
テクニカルな質問というわけではないのですが、論文を読んで色々なアイデアを考えたりしているところです。論文を読んで、私はスクリーニングに興味があります。新しい何かを拾いあげるところに面白さを感じています。ただ私はこれまでにそういった実験はしてきませんでした。

Dr. Feng Zhangラボが作製した、Human CRISPR Knockout Pooled Library (GeCKO v2) が様々な論文で使われています。Addgeneで$500で購入できそうです。

これを用いたスクリーニングの原理はわかりました。レンチ感染によりgRNAを恒常的に発現させ、何かの篩の後、その篩で選択された細胞をディープシークエンスし、gRNAの標的を同定するというものだと思います。

ただ、この$500の品とは一体どんなものなのでしょうか?
addgene.org/pooled-library/zhang-human-gecko-v2/

これを読むと、プラスミドが送られてくるようです。
このプラスミドを受け取ったら、それを大腸菌に形質転換し、までは予想できるのですが、その後はどうするのでしょうか?

1:形質転換したらそれをLBプレート(抗生剤有り)にまき、翌日出現したコロニーをスクレイパーで掻き取り、バルクな大腸菌からプラスミド抽出

2:形質転換したらそれを液体培養のまま増幅?翌日そこからプラスミド抽出

などでしょうか??
私自身ライブラリーについてその実態や取り扱い方を理解していません。
調べると、液体培養では特定のものが増えやすいなどあり、バイアスがかかるおそれがあることからプレートに撒くと書かれてありました。その場合、スクレイパーで掻き取ればいいのでしょうか??

何かバイアスがかからないような注意事項はありますか?ご存知でしたら教えてください。
 
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(無題) 削除/引用
No.7095-3 - 2018/07/22 (日) 21:11:25 - おお
>何かバイアスがかからないような注意事項はありますか?

形質転換のとき一つの大腸菌に複数のプラスミド分子が入らないよう(一つしか入らないような)DNA量を使うこと。

大腸菌のcompetencyは少なくとも10の8乗/ug、かそれ以上

(無題) 削除/引用
No.7095-2 - 2018/07/22 (日) 17:44:02 - 独り言
ライブラリーのプラスミドはgRNA領域のみの違いとは言えども、全く同じ増殖率とは限りません。もし一つでも大腸菌内で増殖が速くなるようなのがあると、カルチャーすればするほど、ライブラリーの多様性にバラつき生じていきます。だからプラスミドの量を稼ごうとオーバーカルチャーしてはいけません。プロトコールどおりの時間でカルチャーしたほうがいいです。


すでに言及されている通り、液体培地だと直接競合が起きる可能性があるので、プレートにまいて、コロニーを滅菌水とスクレーパーでチューブにかきとって、プラスミド抽出に用います。

CRISPR Knockout Library (GeCKO v2) について。 削除/引用
No.7095-1 - 2018/07/22 (日) 11:33:39 - Addgene
テクニカルな質問というわけではないのですが、論文を読んで色々なアイデアを考えたりしているところです。論文を読んで、私はスクリーニングに興味があります。新しい何かを拾いあげるところに面白さを感じています。ただ私はこれまでにそういった実験はしてきませんでした。

Dr. Feng Zhangラボが作製した、Human CRISPR Knockout Pooled Library (GeCKO v2) が様々な論文で使われています。Addgeneで$500で購入できそうです。

これを用いたスクリーニングの原理はわかりました。レンチ感染によりgRNAを恒常的に発現させ、何かの篩の後、その篩で選択された細胞をディープシークエンスし、gRNAの標的を同定するというものだと思います。

ただ、この$500の品とは一体どんなものなのでしょうか?
addgene.org/pooled-library/zhang-human-gecko-v2/

これを読むと、プラスミドが送られてくるようです。
このプラスミドを受け取ったら、それを大腸菌に形質転換し、までは予想できるのですが、その後はどうするのでしょうか?

1:形質転換したらそれをLBプレート(抗生剤有り)にまき、翌日出現したコロニーをスクレイパーで掻き取り、バルクな大腸菌からプラスミド抽出

2:形質転換したらそれを液体培養のまま増幅?翌日そこからプラスミド抽出

などでしょうか??
私自身ライブラリーについてその実態や取り扱い方を理解していません。
調べると、液体培養では特定のものが増えやすいなどあり、バイアスがかかるおそれがあることからプレートに撒くと書かれてありました。その場合、スクレイパーで掻き取ればいいのでしょうか??

何かバイアスがかからないような注意事項はありますか?ご存知でしたら教えてください。

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