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PBSTの保存について トピック削除
No.7109-TOPIC - 2018/07/28 (土) 06:30:48 - elisa
ELISAの洗浄液や溶解液としてPBSTを使用していますが現ラボでは冷蔵保存1ヶ月で使用しています。以前所属していたラボでは室温で6ヶ月の期限で使用していたため冷蔵しなくても問題ないのではと思っていますがどうでしょうか。大量に作成したいので出来たら室温のほうがいいなと思っています。

調べてみるとPBSTは菌が繁殖しやすいから冷蔵保存とありますが、経験的に6ヶ月の室温保存の条件で目に見える変化は今までありませんでした。菌が生えやすいというのはラボの環境(部屋や使用器具の清浄度)によるのでしょうか。

TBSTの保存についても冷蔵か室温か聞けたらと思います。
よろしくお願いします。
 
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No.7109-10 - 2018/07/31 (火) 22:46:55 - AP
ちょっと話は外れるけど、
今時の制限酵素製品は室温でも長期にわたり安定だというリポートがありました。でもメーカーやユーザーはフリーザーで慣習に従って保存するのを当然としてますね

(無題) 削除/引用
No.7109-9 - 2018/07/31 (火) 22:37:32 - AP
利便性と安全性の兼ね合いで、考え方はケースバイケース、ラボのポリシーもそれぞれでしょう。

(無題) 削除/引用
No.7109-8 - 2018/07/31 (火) 16:38:46 - みかん
PBST程度なら、具体的なデータに基づいて保存期間を決めている、みたいなことはないんじゃないでしょうか。

そのラボで適当に扱っていた人が、溶液を作ってから雑菌を増やしてしまった(多分目に見えるレベルの汚染)までの期間をおおよその期限として決めたんでしょう。

実際、自分で長期に保存後に使用して問題なければ(PBST程度であれば)使えると判断してよいと思いますけど、もし問題があったら「言いつけを守らないから」とか「なぜ保存期間を守らないのか」とかなってくると面倒なので、これ実際どうなの?っていうことでもラボルールを守っといたほうが無難という程度のものではないでしょうか。

もしルールを変えたければところどころにメモを残しておくと良いでしょう。後々の人が参考にしてくれるはずです。

(無題) 削除/引用
No.7109-7 - 2018/07/30 (月) 06:30:17 - AP
たしか、Tweenに抗菌作用はなくてむしろ栄養源になるはず、
と思って検索したら過去トピにありました。
http://www.kenkyuu2.net/cgi-biotech3/biotechforum.cgi?mode=view;Code=1365

実際、10% Tween 20ストック液なんかベンチトップで保存していると腐ることありますもん。

界面活性剤のオートクレーブは、泡立って吹きこぼれることがあるので避けるというのがひとつ。よく言われる分解変性は実際起こるのか、どの程度問題なのか、明確に記載された資料は見たことが無いような。
TeewnやTriton入りの溶液をオートクレーブすると曇り点を超える温度で相分離、白濁(cloudinng)を生じますが、温度が下がれば元に戻ります。

(無題) 削除/引用
No.7109-6 - 2018/07/30 (月) 01:55:30 - elisa
それはわかるんですが具体的な保存期間や条件の決め方です。各ラボにより同じものでも一週間から数か月と大丈夫だとする期限に差があり何でその具体的な期限を決めているのかなと。菌の増殖だとすれば実際に確認したのか。無菌状態で作っていないので菌は絶対に入っていますがどのくらい増殖したらよくないのか。外観の変化なのか。
PBSTも現在冷蔵で一ヶ月でだめになるとしていますが実際にはELISAの洗浄液として室温で数か月たったものを使用したこともあり(外観上変化はありませんでした。)品質管理基準は満たし結果には影響なかったので、ダメになっていると何で判断しているのかよくわからなくなりました。
もし、保存期間の具体的な範囲を根拠データをもって決めているなら教えていただけないでしょうか。私は見つけきれませんでした。よろしくお願いします。

(無題) 削除/引用
No.7109-5 - 2018/07/30 (月) 00:43:24 - TS
経験則とか受け売りだけってことはないでしょ、ちゃんと考えている人たちは。
20xとなれば浸透圧がとても高いので菌は極めて増殖しにくいとか、
だから1度オートクレーブすればかなり安心とか、
菌の栄養源になるものが入っていれば神経質になるべきとか、
無機塩類なら安定だけど、有機質は安定性が低いものが多いとか、
色々考えて決めてると思いますよ。

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No.7109-4 - 2018/07/29 (日) 10:34:01 - elisa
ありがとうございます。
×20のPBSTは作ったことがあり、室温保存をしていました。
オートクレーブして滅菌すれば保存期間は延びますね。
ただラボの決まりで一箇月保存なので
現状の使用法としては大量に作成して翌日には使ってしまうので
滅菌するまでもない感じです。
pHは緩衝作用があるのでそこまで極端に変わるのですか(実際に保存後のpHを測っていないので何とも言えませんが)?
調製試薬の安定性はそもそもどのような基準で皆さん判断されているのでしょうか。なんとなく論文などの根拠資料ではなく経験則や最初に教わったことで保存条件を判断されているような気がします。

(無題) 削除/引用
No.7109-3 - 2018/07/28 (土) 20:23:47 - 2w3えsdfrgtひぃj
PBSTをフィルター滅菌して(オートクレーブは駄目だよ)、使用時はクリンベンチ内で開閉し必要なぶんだけ別容器に分取すればいいのではないかとおもう。
コンタミよりもむしろ古くなるとpH変わったりとかしないかな?

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No.7109-2 - 2018/07/28 (土) 07:48:01 - おお
そうコンタミするものでもないですが、ブロッキングなどでスキムミルクを使っていたりするとそういうのが少量入り込むとかなりの確率でコンタミします。

市販PBSTは冷蔵保存を推奨しているようですが、たとえば10Xとか20xPBSTなどは室温保存というのもあるようです。これぐらいなら冷蔵庫でもスペースは節約できるでしょうけど。Tweenは安定な方だと思いますが、酸化しやすいという指摘はあります。原液は3年ぐらい大丈夫という記述は見たことがあります。

PBSTの保存について 削除/引用
No.7109-1 - 2018/07/28 (土) 06:30:48 - elisa
ELISAの洗浄液や溶解液としてPBSTを使用していますが現ラボでは冷蔵保存1ヶ月で使用しています。以前所属していたラボでは室温で6ヶ月の期限で使用していたため冷蔵しなくても問題ないのではと思っていますがどうでしょうか。大量に作成したいので出来たら室温のほうがいいなと思っています。

調べてみるとPBSTは菌が繁殖しやすいから冷蔵保存とありますが、経験的に6ヶ月の室温保存の条件で目に見える変化は今までありませんでした。菌が生えやすいというのはラボの環境(部屋や使用器具の清浄度)によるのでしょうか。

TBSTの保存についても冷蔵か室温か聞けたらと思います。
よろしくお願いします。

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