ある条件であるタンパク質の量が上昇している、という点から
1)タンパク質の発現が(mRNAの発現も)亢進している
2)恒常的に発現し、また分解もされているタンパク質が、その条件下では安定化され分解が抑えられている
という二つの可能性が考えられると思います。
mRNAの上昇も有無を見ることで二つの可能性のどちらなのかを知ることができるでしょう。
その結果、転写活性をあげる調節機能について調べるか、分解を抑える機構を調べるか(結合するタンパク質がそのタンパク質を安定化しているのか、それともユビキチン化を介した調節機構なのか)、調べる作戦が変わってくるでしょう。
比較的簡単な方の実験だし、やってみて損はないですしね。 |
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