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96ウェルプレートへのqPCR反応液の分注 トピック削除
No.74-TOPIC - 2012/01/23 (月) 21:14:24 - rama
いつもお世話になっております。

qPCRの反応液の調製の際のピペッティング操作についてご相談させてください。

96ウェルプレートへPCR反応液を調整する際に、度々気泡が入ってしまうことやチップ内にわずかに溶液が残ってしまうことに悩まされています。

1本の1.5ml・0.5mlチューブの場合は、上部や側部から液面や底が見えるため問題なく綺麗に分注できるのですが、96ウェルプレートになると液面がよく見えないので上手くいかなくなってしまいます。

実際の操作では、Master Mixを分注後、Templateを溶液の中に入れ、第1ストッパーまで押し、第2ストッパーを押しながら液面からそっと出すようにしています。

複数のウェルに分注できるマルチチャンネルマイクロピペットは所持していないため、1ウェルずつ分注しています。

蛍光の退色を防ぐために手早く等量の溶液をスムーズに分注するコツがあれば是非教えていただきたいです。

よろしくお願い致します。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.74-8 - 2012/01/25 (水) 13:50:13 - rama
TS様

>ただし、気泡は、最初の温度上昇で割れるからあまり気にしなくて良いと思います。メーカーの技術の方が言っていました。

なるほど。あまり神経質にならなくてもよいのですね。

TE様

色を付ける方法は考え付きませんでした。
試してみます。

AP様

リバースピペッティング法は知りませんでした!
教えて頂いて本当にどうもありがとうございます。


96ウェルプレートに1ウェルずつ入れる作業に苦労していましたが、皆様のご助言のおかげで随分作業効率が上がりました。本当にどうもありがとうございました。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.74-7 - 2012/01/25 (水) 13:45:00 - rama
> >蛍光の退色を防ぐために手早く等量の溶液をスムーズに分注するコツがあれば
>
> なら、テンプレートを先に分注して、蛍光のマスターミックスを入れるでは?
>

早速試してみました。
気泡の発生率は大幅に減りました。
どうもありがとうございます。
サンプル間のバラつきもほとんど見られないので、テンプレートを正確に底に分注できれば問題ないですね。

(無題) 削除/引用
No.74-6 - 2012/01/24 (火) 11:10:20 - AP
もう一つ、リバースピペッティングの利点は、連続分注のときに、一回ごとに第二ストップまでパージする必要がなく、第一ストップと初期位置のあいだの往復だけなので、操作が素早いし指が疲れない。

(無題) 削除/引用
No.74-5 - 2012/01/23 (月) 23:36:05 - AP
そういう場合にはリバースピペッティングを使います。
詳しくは、ピペッターの説明書に出ているはずですのでそれを読んで欲しいのですが、

1)第一ストップと第二ストップの間までボタンを押し込む。
2)その状態からボタンの初期位置まで液を吸引する。この状態で設定量プラスαが採取される。
3)第一ストップまでボタンを押して液を排出する。これで設定量が排出されプラスα分がチップに残る。液を出しきるときは最後の少量をエアで押し切るために第二ストップまでパージしなければならないが、液を残すこの方法ではパージしなくても、設定量が排出される。また、パージすることによって生じるあぶくもできない。
4)第一ストップでプラスαを残した状態で、次の液を吸う。
5)(3)へ戻る。

設定量プラスαがピペット容量を超えないように注意してください。液がピペット本体に触れてしまいます。

(無題) 削除/引用
No.74-4 - 2012/01/23 (月) 22:38:51 - TE
Cresol redを少し入れると、白プレートでも液面ははっきり見えます。
0.1% stockを10 ulのreactionに対し0.05ulくらい入れています。ようは少し色がつけばいいだけです。あと、Dharmaconなどから元々色がついた試薬も出ています。

(無題) 削除/引用
No.74-3 - 2012/01/23 (月) 21:46:48 - TS
>度々気泡

emaさんの言うとおり、わたしもとりあえず遠心はかけますが、なかなか消えないものも少なくないです。使用しているPCR試薬の違いでしょうか。

ただし、気泡は、最初の温度上昇で割れるからあまり気にしなくて良いと思います。メーカーの技術の方が言っていました。

逆にしては 削除/引用
No.74-2 - 2012/01/23 (月) 21:32:58 - ema
>度々気泡
プレートに気泡ならかける前に遠心で気泡は結構消えます。


>蛍光の退色を防ぐために手早く等量の溶液をスムーズに分注するコツがあれば

なら、テンプレートを先に分注して、蛍光のマスターミックスを入れるでは?

私も1プレートで複数のprimer実験をすることがあるので結構1wellづつ自力でやっていますが、分注している間に計測不能になるまでまで早く退色した覚えがありません。天井の蛍光灯が気になるなら作業していないプレートエリアにアルミホイルかぶせつつやっても構いませんが。

96ウェルプレートへのqPCR反応液の分注 削除/引用
No.74-1 - 2012/01/23 (月) 21:14:24 - rama
いつもお世話になっております。

qPCRの反応液の調製の際のピペッティング操作についてご相談させてください。

96ウェルプレートへPCR反応液を調整する際に、度々気泡が入ってしまうことやチップ内にわずかに溶液が残ってしまうことに悩まされています。

1本の1.5ml・0.5mlチューブの場合は、上部や側部から液面や底が見えるため問題なく綺麗に分注できるのですが、96ウェルプレートになると液面がよく見えないので上手くいかなくなってしまいます。

実際の操作では、Master Mixを分注後、Templateを溶液の中に入れ、第1ストッパーまで押し、第2ストッパーを押しながら液面からそっと出すようにしています。

複数のウェルに分注できるマルチチャンネルマイクロピペットは所持していないため、1ウェルずつ分注しています。

蛍光の退色を防ぐために手早く等量の溶液をスムーズに分注するコツがあれば是非教えていただきたいです。

よろしくお願い致します。

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