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アガロースゲルでWestern トピック削除
No.7775-TOPIC - 2019/03/16 (土) 14:41:37 - プロテイン
タンパク分析を多数サンプルで行うことになりました。
PAGEで80サンプルやったことがありますが、きつかった。

アガロースゲルで泳動し、PVDFにトランスファーし、Westernすることは可能でしょうか?
利根川 先生の本で、アガロースゲルでタンパクを分離していたという記述を見た記憶があり、ご提案する次第です。
 
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(無題) 削除/引用
No.7775-9 - 2019/03/21 (木) 01:32:20 - おお
www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiXqe-4i5HhAhWH1FkKHeSpAQoQFjAAegQIAhAC&url=https%3A%2F%2Fbio.lonza.com%2Fuploads%2Ftx_mwaxmarketingmaterial%2FLonza_BenchGuides_SourceBook_Section_XIII_-_Protein_Separation_in_Agarose_Gels.pdf&usg=AOvVaw3Kb5ZwYlwdTSE-dyFscmp5

://currentprotocols.onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/0471143030.cb0607s15

NuSieve® GTG®
5%で20から200kDaの分離が可能という記述が前者にあります。

アガロースになにかポジティブチャージを持った高分子など混ぜればSDSを含んだ状態である程度移動度を遅くして分解能が出るかもしれませんが、テクニカルな試行錯誤をしてみないと結論が出ませんね。

(無題) 削除/引用
No.7775-8 - 2019/03/20 (水) 20:26:52 - pcfgvbhんjkm
蛋白質をアガロースやデンプンゲルで分離することは出来ますし、PAGEが登場するまではそれが電気泳動による蛋白質の分離法のスタンダードでした。これは未変性条件下でベロナール緩衝液などを使って泳動するもので、オリゴマーの蛋白質は複合体のままで分離されますので、分子量とうかサイズが非常に大きいのでアガロースのようなゆるいマトリクスでも分離できます。いまでも血液サンプルなどのアイソザイムのザイモグラムを見る時等につかわれます。
しかし変性した状態でSDS-PAGEの代用としてアガロースを使うということでしたら、それは無理です。ただ等電点電気泳動ならばアガロースゲルは使われますしPAGよりもすぐれています。

多検体処理でしたらそれ用にウェル数の多いコームを特注で作ってもらうのがよいとおもいます。市販のものだと最大で15well前後とおもいますが、ひとつひとつを細くして18くらいまでは行けるような気がします。
それか横長の泳動装置を買うか。

(無題) 削除/引用
No.7775-7 - 2019/03/16 (土) 19:47:52 - おお
ん、でもPAGEで80サンプルという事は15Well コームで6枚だよね、、、泳動そうが3つ以上あっていっぺんに流せるなら、、、

大きいゲルプレートならコームが30サンプル用とかありますね。最近はたてはミニゲルサイズで横は20cmぐらいでたぶん24サンプル流せるというのもあるし。

(無題) 削除/引用
No.7775-6 - 2019/03/16 (土) 19:25:33 - おお
非変性ゲルのアガロースゲル電気泳動はやった事があります。バッファー成分は忘れましたが、対象のタンパクの電荷によりプラスへ流れるかマイナスに流れるか分からないのでゲルの中央にアプライして流すというのをやっていました。比較的多く存在し、酵素反応を発色系で見る事が出来て、その泳動条件でアイソフォームの移動度がちがうのでアイソフォーム同定につかっていました。研究というよりは実習の一環でやった実験でしたけど。

(無題) 削除/引用
No.7775-5 - 2019/03/16 (土) 17:12:57 - AP
非変性ゲル電気ならばアガロースでもできないことはないでしょう。
歴史的にはデンプンやセルロース膜なんかでもやってきたわけですし。
ただし、SDS-PAGEのように分子ふるい効果で分子量に従って分離するということはできません。
アガロースは分子ふるいがでかすぎてほとんどのタンパク質はすっぽ抜けるでしょう(分子ふるいが効かないことはデンプンやセルロースも同じ)。
分子量(重さ)と電荷の極性と向き(駆動力)の兼ね合いで生じる易動度の違いで分離することになりますね。

余談ですが、
昔(いまもオプションであるかもしれない)、ミューピッドにはアクリルアミドゲル作製・泳動用のプレートやセルロース膜泳動用のプラットフォームが付いていた。アクリルアミドゲルはサブマリン型で厚みが結構出て、なかなか使いづらかった。

(無題) 削除/引用
No.7775-4 - 2019/03/16 (土) 16:19:38 - 独り言
日本エイドーの
ナイアガラ電気泳動装置なら
アクリルアミドゲル一枚で37検体までアプライできるので、80サンプルでも苦にならないですよ。毎週、このゲルで6−8枚ぐらいを一度に流してウエスタンブロットを怒涛のように数年間やっていた時期がありました。

バンドは丸状っぽくなってはしまいますが、発現の比較ぐらいでよいのであれば。

(無題) 削除/引用
No.7775-3 - 2019/03/16 (土) 16:15:50 - おお
https://www.researchgate.net/publication/277779411_Method_for_Resolution_and_Western_Blotting_of_Very_Large_Proteins_Using_Agarose_Electrophoresis

これは縦型ガラスプレート(PAGEでつかわれるやつ)ですがPVDFなどのTransferしてます。

https://www.biocompare.com/Product-Reviews/40460-Bio-Rad-s-Trans-Blot-Semi-Dry-System/

The Trans-Blot Semi-Dry system is still a must purchase for every lab that does blotting and can now also be used to transfer DNA and RNA making it a great purchase for use in multiple procedures. In order to transfer both DNA and RNA from agarose gels, you will have to purchase an additional support frame that protects agarose gels from both compression and breakage due to the tight squeezing electrodes used in the apparatus. When using the system to transfer from agarose gels, I have found best transfer in Northern and Southern blotting in 30 min. This is much faster and easier to set up compared to older protocols. Therefore, although you will need to make the additional part purchase, I feel that this is a must needed commodity for labs performing northern or southern blotting.

バイオラッドのせみドライのシステムはサブマリンのアガロースのTransferも想定しているようです。

電気を使わずにノーザンやサザンでやられるような方法でもバッファーなど工夫すればいけそうな気がします。

(無題) 削除/引用
No.7775-2 - 2019/03/16 (土) 15:53:56 - おお
想像でありますが、出来るころはできると思いますがしているような文献などが見つかれば示したいと思います。

アガロースは通常のものではとくにSDSをつかうとタンパク分離の分解能が悪いと思いますのでほとんどが小さくってBPBの色素と同じようなところにながれるでしょう。そうするとドットブロットやスロットブロットと同じような感じになってしまいます。ならいっそうの事ドットブロットやスロットブロットしたほうがうまくいくんじゃないかと。

あるいはELISAプレートに貼り付けて検出してしまったほうが数的には裁けるのではないかなと思います。

アガロースゲルでWestern 削除/引用
No.7775-1 - 2019/03/16 (土) 14:41:37 - プロテイン
タンパク分析を多数サンプルで行うことになりました。
PAGEで80サンプルやったことがありますが、きつかった。

アガロースゲルで泳動し、PVDFにトランスファーし、Westernすることは可能でしょうか?
利根川 先生の本で、アガロースゲルでタンパクを分離していたという記述を見た記憶があり、ご提案する次第です。

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