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インターロイキン受容体とインターロイキンの遺伝子発現の関係 トピック削除
No.8185-TOPIC - 2019/08/23 (金) 13:32:33 - 初心者
はじめまして
最近、遺伝子の勉強と研究を始めました。

質問は以下の通りです。
インターロイキン受容体の遺伝子が発現亢進すると、その対応するインターロイキンの遺伝子の発現も亢進するのでしょうか。

また、インターロイキン受容体例えばIL1R1があったとすると、IL1AもIL1BもこのIL1R1に結合すると考えていいのでしょうか。

いまいち、調べていても分からないので聞かせていただきました。どなたかインターロイキンにお詳しい方がおられましたら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.8185-11 - 2019/08/27 (火) 12:10:13 - せんたくさん
ご回答ありがとうございます。

おお様
結論ありきな考え方をよくしてしまいます。。気持ち的に仮説が目的になってしまいがちなので気を付けます


mon様
ご回答ありがとうございます。新規の機能をみてしまったとしたら感動です!そういうのがあるかもと考えるだけでモチベーションになります。
まず本当にAとBの間で作用し合っているのか確かめることが大きな仕事の1つですね

M様
ノックダウンの実験は結果がはっきりわかるのでとても良さそうだと思いました。思いつかなかったので、アドバイスいただきありがとうございます!

おお様
conditioned mediumについても検討しようと思います!ありがとうございます。実はIL5だけでなく、他の遺伝子についても動きがみられていて、情報に溺れているのが現状です。なので一つの遺伝子に絞ってABの相互作用があるかを調べるよりは、先に相互作用があることを確かめてから、特に重要な遺伝子のピックアップに進んだらよいと考えました。
共培養という同じ環境にいて同じ刺激を受けたから同じようなパスウェイが発現しているだけという可能性をまず検討しなければいけないですね、

ちなみにAとBの細胞はインサートで分けて接触せず、培地を共有している形です。

(無題) 削除/引用
No.8185-10 - 2019/08/27 (火) 02:22:49 - おお
もしさらに実験するとするならば、AのConditioned mediumをつかってBを培養するのとその逆で発現パターンを見てみるといいのかもしれません。またIL5をAまたはBにかけるシンプルな実験系も共培養で起こっていることを調べる糸口になるでしょう。

共培養からそれぞれの細胞の発現を見ているようですが、AとBの間にフィルターが噛んでるのでしょうか?直接のコンタクトがあるのかないのかも一つの大きな要因と思われます。

(無題) 削除/引用
No.8185-9 - 2019/08/25 (日) 20:33:56 - M
例えば、共培養でリガンドXが分泌される場合、細胞AB両者でX受容体が発現してれば、X受容体シグナルにより、同一のパスウェイが活性化されるでしょう。共培養でリガンドXとYが分泌され、細胞AでX受容体、細胞BでY受容体が発現してれば、細胞ABで異なる受容体が活性化されます。しかし、異なる受容体が同じパスウェイを使っている場合は、同一パスウェイの活性化として検出されるでしょう。

IL5受容体のbeta subunitについては、話を簡略化し過ぎました。ごめんなさいね。Beta common chainを発現してなくても、例えば、IL5Ralphaが他のタンパクと会合して、新規のIL5受容体として機能する可能性など、完全には否定できません。共培養前後で、細胞A及びBをIL5で刺激し、細胞内シグナルが入るかどうか機能的に評価する方が良いかもしれません。

その共培養系でのIL5の役割を評価するには、細胞AのIL5をノックダウンしてBと共培養してみてはどうでしょう? 何も変わらなければ、AB間の直接相互作用ではなく、誘導されたIL5が好酸球など第3者の細胞群に作用すると考えて良いかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.8185-8 - 2019/08/25 (日) 13:10:34 - mon
>IL5の役割は好酸球の増殖などとあり
これは現在判明している機能の事であり、あなたが新規な機能を見つけた可能性はないのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.8185-7 - 2019/08/25 (日) 01:43:29 - おお
>という流れにしたいと考えていました。

なんか恣意的というか、結論ありきですね。最初から色眼鏡かけているような。

>パスウェイ解析をして、同一のパスウェイが検出されたとしても、AパスウェイとBのパスウェイは関係しているとは言えないですか?

たとえ関係しているといわれても、で、どのように?と質問してしまうような主張に感じるのは私だけでしょうか。

パスウェイは細胞の外からの刺激が細胞内でどのように処理されていくかをまとめたものと思うので、A細胞の細胞内のイベントが直接B細胞内のイベントに影響するわけでもないなら、同じような刺激が入っているだけじゃんって話ですよね。そういう意味では違うパスウェイが相互作用に関与しているという見方のほうがややありえる話かなともおもう。

もうちょっと突っ込んで考えないと結論に至らないのでは。

(無題) 削除/引用
No.8185-6 - 2019/08/24 (土) 17:54:15 - 初心者
M様

ご回答ありがとうございます。

CSF2RBは発現していませんでした。CSF2RAなら発現がありましたが、発現量は共培養の方でむしろ減っていました。(CSF2RAなので関係ないかもしれませんが、Bの細胞ではCSF2RAが共培養の方で発現が亢進していました。)

となるとオートクラインしないと考えられそうです。

だとすると、
1.Bの細胞の分泌物がAの細胞(上皮)に作用
2.Aの細胞がIL5を産生
3.好酸球(あるいはBの細胞?)にIL5が届き、免疫応答が活性化されている

という感じになるのかなと考えました。

理想は、AとBの細胞間で相互作用をして、互いの(あるいは一方の)機能の向上に役立つので、共培養して用いる、という流れにしたいと考えていました。

AとBの細胞それぞれにおいて、単培養時と共培養時の遺伝子発現を比較して、そこからパスウェイ解析をして、同一のパスウェイが検出されたとしても、AパスウェイとBのパスウェイは関係しているとは言えないですか?

(無題) 削除/引用
No.8185-5 - 2019/08/24 (土) 17:21:41 - M
上皮細胞Aでは、共培養によりCSF2RB(beta common subunit)の発現も上昇しますか? 
IL5Rαの増加だけでは、細胞AにIL5のautocrine signalは入らないと思いますよ。

(無題) 削除/引用
No.8185-4 - 2019/08/24 (土) 17:06:32 - 初心者
おお様、ちき様

ご回答いただきましてありがとうございます。

細胞レベルでお聞きしたいです。

私は、2種の細胞AとBを共培養後に、RNA抽出をしてマイクロアレイをしました。結果は、Aの細胞において、単培養時と比べて共培養時の方がIL5の発現量が増加していました。また、IL5Rαの発現量も増加していました。

この結果から私が今時点で考えている仮説は、Bの細胞からの分泌物がAの細胞に作用して、IL5発現亢進が起きた、というものです。

ただ、このAの細胞というのは上皮細胞です。
IL5の役割は好酸球の増殖などとあり、そうなるとIL5Rも好酸球に発現してこそ、このAの細胞から産生された(タンパク発現まで進んでいるのかはまだ確かめていませんが)IL5が役に立つと思います。
自身で産生したIL5を、自身で産生したIL5Rに結合させて、変化を起こしていると考えるべきでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.8185-3 - 2019/08/24 (土) 09:14:11 - ちき
generalなことが知りたいのか、個別例が知りたいのか。

一般にリガンドXと受容体XRの間に発現の相関あるいは因果関係があるかという話なら、場合によるでしょうとしか言いようがないです。「一般」を「インターロイキン一般」に変えても同じだと思う。

またリガンドXにサブタイプa、bがあって受容体XRに同じように結合するかと聞かれても、これもそれぞれ違うでしょうとしか言いようがない。

なお、2つめの質問でIL1については、英語版wikipediaにばっちり表入りで記載があります(もちろん論文へのポインターもある)。

https://en.wikipedia.org/wiki/Interleukin-1_family

(無題) 削除/引用
No.8185-2 - 2019/08/23 (金) 16:29:55 - おお
うーん、総説とか見つからんか?

>インターロイキン受容体の遺伝子が発現亢進すると、その対応するインターロイキンの遺伝子の発現も亢進するのでしょうか。

これもざっくりとした質問だし、細胞レベル、固体レベル、見ている現象などでも違うだろうし。

インターロイキン受容体とインターロイキンの遺伝子発現の関係 削除/引用
No.8185-1 - 2019/08/23 (金) 13:32:33 - 初心者
はじめまして
最近、遺伝子の勉強と研究を始めました。

質問は以下の通りです。
インターロイキン受容体の遺伝子が発現亢進すると、その対応するインターロイキンの遺伝子の発現も亢進するのでしょうか。

また、インターロイキン受容体例えばIL1R1があったとすると、IL1AもIL1BもこのIL1R1に結合すると考えていいのでしょうか。

いまいち、調べていても分からないので聞かせていただきました。どなたかインターロイキンにお詳しい方がおられましたら教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

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