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ウサギ血清からの抗体精製 トピック削除
No.823-TOPIC - 2012/08/09 (木) 11:38:46 - PAS
初めて抗体精製に取り組んでおります。Protein G sepharose(GE)を用いたウサギ血清からのIgG精製です。条件等はGE社の抗体精製に関するサイトを参考にし、100mM Glycine pH3.0で溶出後、1/5量の1M Tris-HCl pH9で中和しています。

1)中和後のpHを試験紙で調べたところおよそ9でした。抗体は比較的幅広いpHで安定との記述を見かけますが、血清のpHを考えるとpH9はやや高いかと思います。何か理由があるのでしょうか?

2)初回は50uLのsepharose beadsを用いたバッチ法で試しました。ところが予想収量の1/10程度しか溶出されず、ビーズ上に大量にIgGが残っていました。(溶出バッファー添加後は、ピペッティングで軽く撹拌後、転倒撹拌を数回行い、速やかにスピンダウンして上清を中和しました。)次回は、GlycineのpHを少し落とす、溶出を2回行うなどの変更を検討していますが、その他良い改善方法があればご教授頂きたく存じます。
 
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(無題) 削除/引用
No.823-5 - 2012/08/10 (金) 12:22:05 - Q
抗体にとって何がいい条件なのか?

自分の目的は何か?

に依ると思います。

(無題) 削除/引用
No.823-4 - 2012/08/09 (木) 16:14:33 - ~
>何か理由があるのでしょうか?
精製後の要求事項を考えたうえで、pHとpIを調べると納得できると思います。

>一般的には中和後のpHはもう少し低く(7-8)調整されるべきということでよいのでしょうか
一般的には、成果物が要求事項を満たすように調整されるべきです。
要求事項は成果物の性質や用途によりさまざまです。

(無題) 削除/引用
No.823-3 - 2012/08/09 (木) 13:17:52 - PAS
確かに溶出効率に関しては、カラム(ビーズ)容量に対する溶出バッファー容量が重要であることを理解しておりませんでした(ボスに指示された通りの系だったもので、疑いもせず…)。

溶出バッファーと中和バッファーを単に5:1で混合してもpHは9となるので、pH9となるようにデザインされているのかと思っておりました。GEのマニュアルに「溶出バッファーはpH2.5-3、1mLの溶出画分に対し60-200uLの中和バッファーを加える」とあるのですが、(それぞれの組み合わせによりpHは変わるが、)一般的には中和後のpHはもう少し低く(7-8)調整されるべきということでよいのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.823-2 - 2012/08/09 (木) 11:59:23 - Q
>何か理由があるのでしょうか?

理由が何かって質問に何と答えればいいのでしょうね。

ビーズにどのくらいの量のグリシン溶液を入れたのでしょうね。
目的はpHがきちんと低くならなければならないわけだから、
そうなるように想像力を膨らませて考えてみてはいかがでしょうか

ウサギ血清からの抗体精製 削除/引用
No.823-1 - 2012/08/09 (木) 11:38:46 - PAS
初めて抗体精製に取り組んでおります。Protein G sepharose(GE)を用いたウサギ血清からのIgG精製です。条件等はGE社の抗体精製に関するサイトを参考にし、100mM Glycine pH3.0で溶出後、1/5量の1M Tris-HCl pH9で中和しています。

1)中和後のpHを試験紙で調べたところおよそ9でした。抗体は比較的幅広いpHで安定との記述を見かけますが、血清のpHを考えるとpH9はやや高いかと思います。何か理由があるのでしょうか?

2)初回は50uLのsepharose beadsを用いたバッチ法で試しました。ところが予想収量の1/10程度しか溶出されず、ビーズ上に大量にIgGが残っていました。(溶出バッファー添加後は、ピペッティングで軽く撹拌後、転倒撹拌を数回行い、速やかにスピンダウンして上清を中和しました。)次回は、GlycineのpHを少し落とす、溶出を2回行うなどの変更を検討していますが、その他良い改善方法があればご教授頂きたく存じます。

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