>AP様
貴重なご意見ありがとうございます。
>>pBlueScriptだとT3/T7プロモータもありますね。
ご指摘の通り、casetteの5'側にT7 promoterがあります。
>>3' SV40配列とかポリA付加シグナルというのは転写終結因子ではないので、転写のread-thoughは起こります。それは内在性の遺伝子でも例外ではない。
read-throughがやはり起こるのですね。。。ポリA付加シグナルでベクター骨格からのbackgroundを低減させる(promegaのpGL4のようなLuciferase assay用のベクターをイメージしました。)ことができるかと考えたのですが、やはり漏れますね。
>>開始コドンを欠失しても、二番目以降のメチオニンコドンから翻訳が起こることはある。その場合、EGFPだとN末1/3程度を欠失するようなので光るかどうかわからないけど。CTG LeuならN末端近くにあるので転写開始されればほぼ全長。
私もそのように考えました。質問させて頂いたのは、同様の経験をされた方がおられないかと思ったからです。ATGの欠失によりEGFPのN末1/3欠損体となってしまっているのか、CTG Leuからの翻訳でほぼ全長のEGFPが発現しているのか...不明ですね。
>>read-though転写産物にしても非正規な転写開始・翻訳開始にしろ、あったとしても量的にはごくわずかかもしれないけれど、人工的な系であり、多量に遺伝子導入されていると見えてくるのかもしれない。
これはご指摘の通りかと思います。実際にplasmidのtransfection量を減らすとEGFP発現が顕微鏡監察下では見えなくなっているので、多コピーのplasmidが細胞に導入された結果出てきてしまったbackgrondですね。
(5日間程培養してみましたが、transfectino量を多くしたwellでは今なおEGFPが顕微鏡下で観察できるくらい発現していました。)
plasmid量の検討や、別のassay法なども考えてみたいと思います。 |
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