菌体の膜染色の経験はありませんので、参考になれば幸いです。
グラム陰性細菌は培地にグリシンを0.2~1%添加すると外膜合成酵素が(部分的に)阻害されてスカスカになり各種物質が浸透しやすくなります。
アンピシリンを添加する方法もあるようです。
どちらも濃度や処理時間は最適化が必要だと思います。
また細菌が破裂しないように培地の浸透圧を調整した方がよいかもしれません。
染色してから上記阻害剤を抜くと直ぐに正常な外膜が形成されるか否か不明ですのでご注意ください。しばらく培養(分裂)すれば元に戻るようです。 |
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