X遺伝子を失う事により機能が変化したY細胞が存在する事により、致死的な表現型が誘導されると解釈するので良いのでは? お示しの例には一致しませんが、例えば、Xが癌抑制遺伝子で、Xを潰す事によりY細胞が癌化して致死的表現型になるような場合は、Y細胞そのものを死滅させても同じ表現型にはなりません。同様な事は、Yが免疫系の細胞で、Xが免疫調節を司るような遺伝子だった場合にも、見られる可能性があります(YでXを潰すと自己免疫反応が惹起されて致死的だが、Yそのものを死滅させてもその表現型は出ないか、却って免疫抑制の表現型になる)。
Y細胞でX遺伝子をノックアウトした時に、Y細胞がどう振る舞うのかをしっかり調べる必要があると思います。もし、X遺伝子ノックアウトによりY細胞が死滅するならば、DTRと似た表現型になると予測されますが、如何でしょう? |
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