Bio Technical フォーラム

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qPCR ネガティブコントロールで増幅される トピック削除
No.8527-TOPIC - 2019/12/25 (水) 18:48:12 - め
お世話になっております.qPCR初心者です.周りに聞ける人もいないのでここで相談させてください.

現在,ある遺伝子A,Bの発現をqPCRにより解析する実験を行っています.
細胞からRNAを抽し,cDNAを合成したのち,qPCRに供しています.
用いているPCR酵素はKOD SYBR qPCR Mix (TOYOBO)になります.

問題ですが,水,プライマー,PCR酵素を入れたネガティブコントロールでcDNAを入れたサンプルと同程度の増幅曲線が得られてしまうことです.

以下に現状をまとめます.

・融解曲線分析でもcDNAの有無によらず1本のピークが得られる.
・PCR産物をアガロース電気泳動して産物の長さを確認するとcDNAを入れなくても目的の長さの産物ができている.
・融解曲線分析や電気泳動からプライマーダイマーはできていない.
(Tm値が高いのでプライマーダイマーではなさそうです)

単純にPCR酵素や水がコンタミしているのかと思ったのですが,同時にPCRをかけている遺伝子Aではネガティブコントロールで増幅しないので,水やPCR酵素に問題はないと思っています.

プライマーに問題があると考え,遺伝子Aのプライマーを新しく合成したり,遺伝子Aの別の領域を増幅するプライマーを設計して試してみましたが,やはり遺伝子Aでのみネガティブコントロールで増幅されてしまします.

指導教官もqPCRに明るくなくお手上げ状態です.

何か解決策や他の問題点が想定されるのあればご協力をお願いします.
また,不明な点があればお尋ねください.

よろしくお願い致します.
 
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(無題) 削除/引用
No.8527-6 - 2019/12/27 (金) 18:41:07 - め
みなさま

アドバイスありがとうございます.
試薬を一新してプライマーも設計し直したところ,ネガティブコントロールで増幅されなくなりました.

今後問題があればまずメーカーに聞いてみたいと思います.
ありがとうございました.

(無題) 削除/引用
No.8527-5 - 2019/12/25 (水) 23:34:48 - sxでcrfvtgby
cycle数が多くなると、よくわからないものがなんでも増えてくるので、cycle数が適正な範囲でこういうことが起きてるのかどうかも考えた方がいいと思う。
メーカーに聞くと色々教えてくれる。

プライマーダイマーではないと書かれていますが 削除/引用
No.8527-4 - 2019/12/25 (水) 21:22:25 - うどんげ
TOYOBO リアルタイムPCRに挑戦
ttp://lifescience.toyobo.co.jp/jikken/test04.pdf

ネガティブコントロールや少ない鋳型DNAのqPCRで一番ありがちな気がします。
ポジティブコントロールとの比較はしていますか?
外していたらすみません。

(無題) 削除/引用
No.8527-3 - 2019/12/25 (水) 20:54:23 - m
単純にBではなく、Aの遺伝子を含む何かが水や試薬にコンタミしてるのでは?
まずは一新したらどうでしょう。

Aはどれくらいのサイクル数で立ち上がってきますか?

(無題) 削除/引用
No.8527-2 - 2019/12/25 (水) 20:23:43 - おお
>遺伝子Aではネガティブコントロールで増幅しないので,水やPCR酵素に問題はないと思っています

?

>融解曲線分析や電気泳動からプライマーダイマーはできていない.
>(Tm値が高いのでプライマーダイマーではなさそうです)

?

qPCR ネガティブコントロールで増幅される 削除/引用
No.8527-1 - 2019/12/25 (水) 18:48:12 - め
お世話になっております.qPCR初心者です.周りに聞ける人もいないのでここで相談させてください.

現在,ある遺伝子A,Bの発現をqPCRにより解析する実験を行っています.
細胞からRNAを抽し,cDNAを合成したのち,qPCRに供しています.
用いているPCR酵素はKOD SYBR qPCR Mix (TOYOBO)になります.

問題ですが,水,プライマー,PCR酵素を入れたネガティブコントロールでcDNAを入れたサンプルと同程度の増幅曲線が得られてしまうことです.

以下に現状をまとめます.

・融解曲線分析でもcDNAの有無によらず1本のピークが得られる.
・PCR産物をアガロース電気泳動して産物の長さを確認するとcDNAを入れなくても目的の長さの産物ができている.
・融解曲線分析や電気泳動からプライマーダイマーはできていない.
(Tm値が高いのでプライマーダイマーではなさそうです)

単純にPCR酵素や水がコンタミしているのかと思ったのですが,同時にPCRをかけている遺伝子Aではネガティブコントロールで増幅しないので,水やPCR酵素に問題はないと思っています.

プライマーに問題があると考え,遺伝子Aのプライマーを新しく合成したり,遺伝子Aの別の領域を増幅するプライマーを設計して試してみましたが,やはり遺伝子Aでのみネガティブコントロールで増幅されてしまします.

指導教官もqPCRに明るくなくお手上げ状態です.

何か解決策や他の問題点が想定されるのあればご協力をお願いします.
また,不明な点があればお尋ねください.

よろしくお願い致します.

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