Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

DMEMとDMEM/F12の違い トピック削除
No.8539-TOPIC - 2020/01/04 (土) 06:53:20 - F12
マウス腫瘍組織に浸潤するマクロファージを単離し、低分子化合物を添加した初代培養で、その化合物の効果をみる実験を行なっています。実験の事情で、二つの異なる培地、DMEMとDMEM/F12、を無血清でテストしているのですが、DMEM/F12の場合でのみ、化合物添加により明らかに死細胞が増加します(72時間培養で、無添加では10%の死細胞率なのが、化合物添加により60-70%まで増加)。DMEMでは化合物添加による死細胞の増加は見られず、DMEM/F12でも血清を加えると細胞死は抑制されます。アネキシン陽性PI陰性の細胞がほとんど検出できない(アネキシン陽性細胞のほとんどがPI陽性で、PIのみ陽性の細胞とひとかたまりになって検出される)ため、アポトーシスよりはネクローシス系の細胞死が起きていると考えています。

DMEM/F12の組成を見ると、DMEMにはない成分が色々入っており、添加した化合物と協調して細胞毒性を示す可能性を考えたいのですが、アミノ酸、ビタミン、脂肪酸、金属イオン、などなど並んでいて、どこから手をつけるか難渋してます。

どんな細胞でも結構ですので、DMEMとDMEM/F12で培養した場合に何らかの差が出る経験をされた方がいらしたら、その理由をどう考えたか、教えていただけませんでしょうか? 培地による違いの原因を、いちいち細かく実験して決定するようなことはまずないと思いますので、可能性として考えた、くらいの内容で構いません。参考にさせていただければと思います。よろしくお願いします。
 
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



5件 ( 1 〜 5 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.8539-5 - 2020/01/09 (木) 13:45:56 - おすすめ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5661806/

(無題) 削除/引用
No.8539-4 - 2020/01/07 (火) 02:24:04 - おお
必要最小限の栄養素という観点から作られた培地から改良されたのがDMEMですが、細胞の種類によっては代謝経路のすべての蛋白が効率よく発現しているとまでは言えませんし、血清からの持ち込みで十分とも言えないものもあるかもしれません。またより安定な増殖にはそういう成分があったほうがよいということもあるでしょう。

脂質については確かに膜のコンポーネントとして重要だろうと思います。ただたぶんその他の役割もあるのかなと勝手に想像してます。アルブミンには脂質がついていて細胞にそういうものを供給していますので、さらに培地にも加えてRichにすることはアイデアとしてあっても不思議ではないかとおもいます。

もちろんそれぞれの成分は試行錯誤したとはいえある程度は理屈があるだろうと思いますが、個々の成分に関して詳細に調べるには時間がかかりますのでかけません。もしかしたらCell cultureの基礎的なことを書いた本があれば解説が載っているかもしれません(昔持ってたがどこかに行ってしまった)。


Putrescineには以下の論文がありました。

Putrescine (1,4-diaminobutane) is the simplest of the mammalian polyamines. These are small, positively charged molecules which are essential for cell growth and are thought to play a role in regulation of anabolic events such as synthesis of DNA, RNA, and protein.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2388906

(無題) 削除/引用
No.8539-3 - 2020/01/06 (月) 05:32:52 - F12
おおさん

どうもありがとうございます。確かに、DMEM/F12に含まれていてDMEMには入っていないアミノ酸を見ると、全てnon-essential amino acidsですね(必須アミノ酸は全てDMEMに含まれているはずなので、当たり前とも言えますが)。簡単にできる実験なので、DMEMにnon-essential amino acidsを加えるとどうなるか見てみます。

他には、ビオチン、ビタミンB12、銅、亜鉛、2価鉄、リノール酸、リポ酸、ヒポキサンチン、プトレシン、チミジンが、DMEM/F12には含まれています(調べた限り、GIBCOのDMEMには入っていないようです)。核酸系のヒポキサンチンやチミジンは何となく理解できるのですが、他のものについてはF12に含まれている理由自体がよく分からないです(脂肪酸は細胞膜がらみでしょうか?)。恥ずかしながら、プトレシンについては全く聞いたこともなく、ちょっと調べたところポリアミンの一種のようです。これらの添加物に関して、細胞培養における役割など、何かご存知の事があれば、何でもいいので伺えると、助かります。ちなみに、Hamの原著(1965年のPNAS)を見ても、組成が記載されているだけで、それぞれの添加物の役割はよく分かりませんでした。

(無題) 削除/引用
No.8539-2 - 2020/01/04 (土) 09:12:33 - おお
ちょっと解決になっているかわかりませんが、RPMIとか、DMEM + Non-Essential Amino Acids Solutionなどいくつか売られている培地やサプリメントで比較しながら絞っていってもいいかもしれません。

DMEMとDMEM/F12の違い 削除/引用
No.8539-1 - 2020/01/04 (土) 06:53:20 - F12
マウス腫瘍組織に浸潤するマクロファージを単離し、低分子化合物を添加した初代培養で、その化合物の効果をみる実験を行なっています。実験の事情で、二つの異なる培地、DMEMとDMEM/F12、を無血清でテストしているのですが、DMEM/F12の場合でのみ、化合物添加により明らかに死細胞が増加します(72時間培養で、無添加では10%の死細胞率なのが、化合物添加により60-70%まで増加)。DMEMでは化合物添加による死細胞の増加は見られず、DMEM/F12でも血清を加えると細胞死は抑制されます。アネキシン陽性PI陰性の細胞がほとんど検出できない(アネキシン陽性細胞のほとんどがPI陽性で、PIのみ陽性の細胞とひとかたまりになって検出される)ため、アポトーシスよりはネクローシス系の細胞死が起きていると考えています。

DMEM/F12の組成を見ると、DMEMにはない成分が色々入っており、添加した化合物と協調して細胞毒性を示す可能性を考えたいのですが、アミノ酸、ビタミン、脂肪酸、金属イオン、などなど並んでいて、どこから手をつけるか難渋してます。

どんな細胞でも結構ですので、DMEMとDMEM/F12で培養した場合に何らかの差が出る経験をされた方がいらしたら、その理由をどう考えたか、教えていただけませんでしょうか? 培地による違いの原因を、いちいち細かく実験して決定するようなことはまずないと思いますので、可能性として考えた、くらいの内容で構いません。参考にさせていただければと思います。よろしくお願いします。
 

5件 ( 1 〜 5 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。