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抗腫瘍効果を評価する際のマウスの腫瘍体積について トピック削除
No.8670-TOPIC - 2020/02/19 (水) 22:10:15 - みのん
抗腫瘍効果を評価する際、固形がんモデルマウスの腫瘍組織が100㎣程度の腫瘍が小さい段階で薬物を投与している文献をよく見ます。
一方、免疫染色や腫瘍を摘出して検討を行う際には、100㎣よりも大きい腫瘍(400〜700㎣)で検討している文献が多いように感じています。

素朴な疑問なのですが、以下の二点について、皆さんはどう思われますか?
ご意見をお聞かせください。

@なぜ抗腫瘍効果を評価する際は腫瘍が小さい段階で検討しているものが多いのでしょうか?

A腫瘍を用いた検討を行う場合、一連の研究で用いる腫瘍体積は近しいものにした方が比較ができるという点で優れているように考えていますが、皆さんはどう思われますか?
 
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抗腫瘍効果を評価する際のマウスの腫瘍体積について 解決済み 削除/引用
No.8670-7 - 2020/02/21 (金) 20:10:19 - みのん

(無題) 削除/引用
No.8670-6 - 2020/02/20 (木) 12:08:08 - asan

通常は、動物の動物愛護の観点から、ジャーナルでもいくら以上の腫瘍径以上にする前に安楽死させる、などのガイドラインがきまってるので、抗腫瘍効果を評価する実験ならば、コントロールの腫瘍を大きくしすぎると論文の倫理規定に引っかかることになります。つまり、そうならない様に、初期の段階で評価できる実験に関しては初期の段階で見ることが一般的なのではないかと思います。

腫瘍自体の評価をする実験は、初期段階と後半での腫瘍の状態は違いますし、大きいと言ってもタイミングを自分で選べますから実験上影響が顕著な後期の方が好まれるということでしょう。

(無題) 削除/引用
No.8670-5 - 2020/02/20 (木) 08:59:52 - おお
>A腫瘍を用いた検討を行う場合、一連の研究で用いる腫瘍体積は近しいものにした方が比較ができるという点で優れているように考えていますが、皆さんはどう思われますか?

一連の研究をどのような範囲での話なのかよくわかりませんが、大抵の生物学的な実験は比較対象が同時に実験されてなければ比較するのは難しいと思います。

またそれぞれの実験にはコンセプトがありそれに基づいてプロトコールがデザインされるであろうから、同じデザインですべて統一できるわけでもないでしょう。

(無題) 削除/引用
No.8670-4 - 2020/02/20 (木) 08:16:33 - おお
>免疫染色や腫瘍を摘出して検討を行う際には、100㎣よりも大きい腫瘍(400〜700㎣)

もしかしたら抗腫瘍効果が顕著な場合小さいとなくなってしまうか、細胞が死んだ場所が多くて何を見ているのかわかりにくくなるからかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.8670-3 - 2020/02/20 (木) 07:50:50 - M
ノックインなどでガン遺伝子を発現し、数週から数ヶ月かけて内在性の腫瘍が誘導されるようなモデルならば、予防効果を見る場合は早期投与(明らかな腫瘍が見られる前に投与)になりますし、治療効果を見る場合はエンドポイントから逆算して投与時期を決定する事になるかと思います。マウスへの負荷を考えると、腫瘍が大きくなってエンドポイントに近い状況で投与開始するわけにはいかないので、早めに始める事になると思います。内在性の腫瘍の場合、体積計算は困難な場合が多く、画像評価も頻回に行うわけにもいかないので、腫瘍体積で標準化するのは難しいと思います。

ガン細胞株を皮下に注入するようなモデルの場合は、内在性のモデルと比べて増殖速度が速いので、大きくなる前に治療を開始しないと、治療効果が明らかになる前にエンドポイントに到達してしまうと思います。例えば、治療効果を見るのに1週から2週は必要な場合、腫瘍がかなり小さい時点で治療開始しないと、評価できないと思います。腫瘍自体の解析はエンドポイントのサンプルでできるので、大きな腫瘍でやる事になる場合が多いのではないでしょうか? 治療プロトコールを標準化する場合、注入細胞数を固定した上で、治療開始時期をそろえる形で合わせるのが普通のような気がします。

(無題) 削除/引用
No.8670-2 - 2020/02/20 (木) 03:41:39 - おお
>免疫染色や腫瘍を摘出して検討を行う際には、

何をみて何を評価しているのでしょうか?

抗腫瘍効果を評価する際のマウスの腫瘍体積について 削除/引用
No.8670-1 - 2020/02/19 (水) 22:10:15 - みのん
抗腫瘍効果を評価する際、固形がんモデルマウスの腫瘍組織が100㎣程度の腫瘍が小さい段階で薬物を投与している文献をよく見ます。
一方、免疫染色や腫瘍を摘出して検討を行う際には、100㎣よりも大きい腫瘍(400〜700㎣)で検討している文献が多いように感じています。

素朴な疑問なのですが、以下の二点について、皆さんはどう思われますか?
ご意見をお聞かせください。

@なぜ抗腫瘍効果を評価する際は腫瘍が小さい段階で検討しているものが多いのでしょうか?

A腫瘍を用いた検討を行う場合、一連の研究で用いる腫瘍体積は近しいものにした方が比較ができるという点で優れているように考えていますが、皆さんはどう思われますか?

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