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ikbの抗体について トピック削除
No.8745-TOPIC - 2020/03/31 (火) 20:39:14 - あいうえお
素人質問で恐縮です
cell signalingのikbの抗体にアミノ末端抗原やカルボキシ末端抗原などと記載された抗体が販売されているのですが、通常の抗体とどのように違うのでしょうか。
また、どのような場合にこのような抗体を利用するのでしょうか。
ご教授の方よろしくお願いいたします。
 
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No.8745-7 - 2020/04/08 (水) 01:31:09 - 1
もし使うN末側特異的抗体が21番目付近の領域をエピトープとするものならば結果を解釈する際は(重要な情報が内包されているかもしれないし、場合によってはミスリードするかもしれないので)注意したほうがいいです。

(無題) 削除/引用
No.8745-6 - 2020/04/07 (火) 12:50:25 - おお
>[Re:5] あいうえおさんは書きました :
> ikbの抗体で検出できるのはリン酸化されていないikbだけなのか、リン酸化ikbも含めて検出しているのかどちらなのでしょうか 

それは色々な要因で答えが変わってきます。
リン酸化位置も多岐に渡ります。
https://www.phosphosite.org/proteinAction.action?id=990&showAllSites=true

細胞内の現象として、リン酸化されると分解される場合はそらLysatesで検出は難しくなるだろうし。

まずモノクロでリン酸化部位とエピトープが重なるとき、その部位のリン酸化によって認識されなくなる事はありえます。しかしながら検証なしに結論を出す事は出来ません。

ポリクロ(特に合成ペプチドで作ったもの)でエピトープが重なるときはリン酸化フォームは検出される確率は高いと思います。しかしながらこれも検証がないと断言はしにくいです。

(無題) 削除/引用
No.8745-5 - 2020/04/07 (火) 11:14:18 - あいうえお
本題とは関係がないのですが、追加で質問させていただきたいです
ikbの抗体で検出できるのはリン酸化されていないikbだけなのか、リン酸化ikbも含めて検出しているのかどちらなのでしょうか 

(無題) 削除/引用
No.8745-4 - 2020/04/06 (月) 15:04:18 - あいうえお
みなさま 
大変勉強になりました。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.8745-3 - 2020/04/02 (木) 05:01:12 - おお
一番単純な理由はたとえばN末を削ったものを調べたいときはC末でないと認識できない。アミノ酸置換などの変異を入れたいときも。またはプロセッシングなどが起こった場合、切断されているならどちらのフラグメントを見ているか、見たいかなども注意がいります。修飾されているならその修飾位置によって抗原性がかわる可能性も。

IPではパートナーの結合により隠れている部分はPull Downしにくい。パートナーごとに何処が隠れるか違うわけだから、試行錯誤になる事は否めないけど。

抗体は試してみないと分からないところもあります。たとえばWBで両方綺麗なシングルのバンドが出たとしても免疫染色では両者で染まり方が違ったり。

そういうことを考えると会社としてもオプションを持つ事を考えるだろうと。

IkB特有の事情は分かりません。詳しい人がいればいいですね。

(無題) 削除/引用
No.8745-2 - 2020/03/31 (火) 23:24:30 - 2
IkBのN末側のある領域を、あるいはC末側のある領域のアミノ酸配列を抗原として免疫して得た抗体ということです。すなわちIKBのN末側あるいはC末側に位置する当該領域を特異的に認識する(言い換えればそれ以外の場所は認識しない)ということです。抗原認識部位が明らかなので、それがポリクローナル抗体であってもモノクローナル抗体的な利用ができることがあるのでしばしば有用です。monospecific とかそういう言い方もします。例えば断片化とか限定分解、オルタナティブスプライシングフォームとかを調べる際に使います。

ikbの抗体について 削除/引用
No.8745-1 - 2020/03/31 (火) 20:39:14 - あいうえお
素人質問で恐縮です
cell signalingのikbの抗体にアミノ末端抗原やカルボキシ末端抗原などと記載された抗体が販売されているのですが、通常の抗体とどのように違うのでしょうか。
また、どのような場合にこのような抗体を利用するのでしょうか。
ご教授の方よろしくお願いいたします。

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