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ligation transformationの効率について トピック削除
No.9382-TOPIC - 2020/12/21 (月) 18:47:31 - kira
今、pBluescript SK+(約3000bp)というベクターに、10kbほどのPCR産物をligationしようと考えています。その後、JM103にelectropolationし、青白選択をする計画です。ここで、質問です。長鎖になるほどライゲーション効率が下がるとタカラバイオのクローニング実験ハンドブックにも書いてあったのですが、今回の場合ですと、効率はやはり低下してしまうのでしょうか?
改善方法、うまくいった方法などあれば教えてほしいです。
 
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No.9382-5 - 2020/12/23 (水) 15:40:37 - kira
ありがとうございます。バックグラウンドの参照、やってみようと思います。

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No.9382-4 - 2020/12/23 (水) 05:51:04 - おお
もうちょっと追加しましょう。バックグランドが十分低い条件で形質転換するように心がけています。たとえば切断したベクター(cohesive、ブラントならアルホス処理をしっかりした上で)Ligationし形質転換してバックグランドを確認して、その結果を参照してバックグランドのコロニーが10以下になる量を実際のLigationに使うと、バックグランドに埋もれてコロニーが見つかりにくいかもしれないと思いながら多数のコロニーを拾う必要がないです。

インサートの方はゲル抽出などで微量に存在するかもしれない細かいDNAフラグメントを除いておくべきです。そういうもののほうが効率よく入ってしまいますので、あなたの目的のDNAが入ったクローンが見つかりにくくなります。最悪何個拾ってもなんだかよくわからないクローンばっかりになってしまうこともまあまああることです。

Ligation後目的のモノ以外を除く方法もありえる選択肢でしょう。直接的なやり方であればLigationしてから電気泳動するとInsertがないプラスミドを除くこともできます。

間接的なやり方だと、例えばプラスミドをBamHIできって、インサート側の末端をBgl IIにしておくと、LiagationプロダクトをBamHIで切断してから形質転換すればベクター側はアルホス処理しなくてもバックグランドは取り除けます(もちろんインサート側にBamHIがないことが前提です)。ブランとでも応用可能です。

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No.9382-3 - 2020/12/22 (火) 00:21:01 - おお
10kともなるとかなり効率は落ちます。コンピの効率は10^8はほしいです。あるいはエレクトロポレーションのほうがベターだと思います。それぞれのステップがしっかりしていれば成功する可能性が高いです。

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No.9382-2 - 2020/12/21 (月) 19:22:26 - G25
ライゲーション効率は多少落ちるかもしれないけれど、ゼロになるわけじゃないからね。10 kbくらいならゲキムズってことはないでしょう。

ラーゲーション効率が落ちる、なんていうけど、実際にライゲーションのところで効率が落ちているのか、しっかり切り分けたデータが提示されていることはまれ、というか見たことないかも。結局、最終的な形質転換効率で評価していて、効率が落ちているのライゲーションなのか形質転換なのか、区別できないんじゃないか。

確実に言えるのは、プラスミドサイズが大きくなると形質転換効率が下がるということ。10 kbくらいに壁があってこれを超えるとがくんとひとけたくらい落ちる。ただし、電気穿孔法だと効率の低下がそれほど激しくない。電気穿孔法でやるんだったらアドヴァンテージがある。気を楽にしてやってみたら。

ligation transformationの効率について 削除/引用
No.9382-1 - 2020/12/21 (月) 18:47:31 - kira
今、pBluescript SK+(約3000bp)というベクターに、10kbほどのPCR産物をligationしようと考えています。その後、JM103にelectropolationし、青白選択をする計画です。ここで、質問です。長鎖になるほどライゲーション効率が下がるとタカラバイオのクローニング実験ハンドブックにも書いてあったのですが、今回の場合ですと、効率はやはり低下してしまうのでしょうか?
改善方法、うまくいった方法などあれば教えてほしいです。

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