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ビオチン修飾抗体のグリセロール添加による-20℃保存 トピック削除
No.9436-TOPIC - 2021/01/18 (月) 19:26:38 - ピーチクパーチク
調べても明確な回答が得られず、ご助言を求めて書き込ませていただきました。

ELISA assay kitに付属しているビオチン化抗体を長期保存できないか考えています。測定する機会がとても少ないため、グリセロールを加えて-20℃保存で長期間保存できないかと考えています。

グリセロールが抗原-抗体反応、ビオチンとHRP標識ストレプトアビジンの結合またはHRPの基質に対する酵素反応に干渉してしまうようなことはあるでしょうか。

修飾抗体は凍結しない方が良いと聞きますが、ビオチン化抗体にグリセロールを添加して、-20℃で保存しているような方はいらっしゃらないでしょうか。

上記に関連する知識やご経験などありましたら、ご助言いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。
 
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No.9436-8 - 2021/01/19 (火) 22:53:02 - えrちゅい
抗体は異本的にかなり丈夫なタンパク質に属します。防腐剤添加しておけば4Cで一年くらいは(ていうか実際はもっと長く)普通に使える抗体は多いです。経験者の話では室温でも1週間くらいなら問題なく使える抗体は多いそうです(つまりproteaseを作るバクテリアが繁殖しなければいいということらしいです。カビがういてても使えたという証言もあります。)。うちでは購入後三年目の標識抗体が4度保存でまだ現役です。

ただよくわからないですが、保存温度によらず非常に急速に失活しやすいデリケートな抗体も確かにあります。保存条件というよりもともとそういう性質みたいです。

感謝です!! 削除/引用
No.9436-7 - 2021/01/19 (火) 11:15:16 - ピーチクパーチク
皆様、コメントしていただいてありがとうございました。

50%グリセロールで-20℃保存している方々がいらっしゃるということや、おおさんが添付しくれたURL先に記載されていることから、自信を持って試してみようと思います。

totoさんがコメントしてくれているように、結合活性を失う抗体もあるのですね。4℃で保存しても抗体なら安定してそうですけど、数年単位で長期になるかもしれないので、できれば-20℃での保存をしたいと考えていました。

まずは分注して、50%グリセロールを添加し、失活しないか確認してみようと思います。

ここの掲示板は本当に助かります。
ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.9436-6 - 2021/01/19 (火) 10:01:39 - toto
ほぼ等量のグリセロールを入れて-20度で長期保存できますが、まれにグリセロールで失活する抗体があります。それなりに蛋白の構造を変えるようなのでありえることですが。なんどかそれで痛い目に会い、最近では、当面使う少量を50%グリセロールにして、残りは分注して-80度に保存するようにするか、Proclin300入れて4度で保存してます。長期保存といっても、100年保存することはないわけで、4度が無難なこともあります。抗体は概ね4度で安定で、十年以上安定して使えてる抗体もあります。

(無題) 削除/引用
No.9436-5 - 2021/01/19 (火) 02:11:27 - おお
https://www.perkinelmer.co.jp/Portals/0/resource/tech/tech_ls/protocol_collection/NEF803_813_823.pdf

50%グリセロールを使ってますね。4度、それ以下とありますが、ー20でも凍結されないのでそれでいいかと思います。

(無題) 削除/引用
No.9436-4 - 2021/01/18 (月) 22:14:12 - まっくろん
うちではSerotecのビオチン標識抗体(ELISAで使用)を等量グリセロールと混和して-20℃で保存しています。問題が起きたことはありません。全てが大丈夫とはもちろん言えませんが、一例として参考になれば幸いです。

(無題) 削除/引用
No.9436-3 - 2021/01/18 (月) 21:10:21 - βんjこ
試したことないですが、よくない理由が思い当たらないので多分大丈夫と思います。HRP標識抗体は50%glycerol添加で−20度保存を長く使っていますが、特に問題ないです。

(無題) 削除/引用
No.9436-2 - 2021/01/18 (月) 20:30:04 - g
大丈夫

ビオチン修飾抗体のグリセロール添加による-20℃保存 削除/引用
No.9436-1 - 2021/01/18 (月) 19:26:38 - ピーチクパーチク
調べても明確な回答が得られず、ご助言を求めて書き込ませていただきました。

ELISA assay kitに付属しているビオチン化抗体を長期保存できないか考えています。測定する機会がとても少ないため、グリセロールを加えて-20℃保存で長期間保存できないかと考えています。

グリセロールが抗原-抗体反応、ビオチンとHRP標識ストレプトアビジンの結合またはHRPの基質に対する酵素反応に干渉してしまうようなことはあるでしょうか。

修飾抗体は凍結しない方が良いと聞きますが、ビオチン化抗体にグリセロールを添加して、-20℃で保存しているような方はいらっしゃらないでしょうか。

上記に関連する知識やご経験などありましたら、ご助言いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

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