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293T細胞は、なぜこんなにも遺伝子導入効率が良いのか トピック削除
No.9477-TOPIC - 2021/02/03 (水) 21:06:11 - 素人院生
凄く素人的な質問でしたら申し訳ありません。

遺伝子導入実験に良く、293T細胞が使われます。

リン酸カルシウム法、PEI-MAX法、リポフェクション法など・・・どの方法を用いてもとても効率よく、遺伝子導入することが可能です。

入りやすさは、他の細胞とは段違いだと思います。

質問なのですが、なぜこんなに、293T細胞は遺伝子導入効率が良いのでしょうか。

SV 40 larg T抗原が含まれているので、SV 40 oriを持つプラスミドの増幅が行われるのはわかりますが、これは、発現しやすいことの理由であり、導入しやすいことの理由ではないと思います。

お忙しいところ恐れ入りますが、もしご存じでしたら教えてください。
 
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(無題) 削除/引用
No.9477-12 - 2021/02/07 (日) 17:28:48 - おお
>逆に、接着系細胞で導入効率が悪いことで有名な細胞株というのはあるのでしょうか。

たしかHTとかSWで始まるその組織の癌の研究でよく使われるがん細胞で、非常に難しいものがあるとか聞いたことがあります。具体的には思い出せない。

(無題) 削除/引用
No.9477-11 - 2021/02/07 (日) 14:23:18 - 素人院生
皆様

お忙しいところ教えて頂きましてありがとうございました。

どれもしっくりくるご意見ばかりで、また論文などの情報も初耳で勉強になりました。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
心よりお礼申し上げます。

(無題) 削除/引用
No.9477-10 - 2021/02/06 (土) 13:37:15 - ど素人
確かに、293T のみ段違いというのは私の印象とも違います。
HEK 239、COS その他の細胞での共通点があるのでしょうか。
もちろん接着系細胞という共通点はあります。

逆に、接着系細胞で導入効率が悪いことで有名な細胞株というのはあるのでしょうか。
経験範囲が狭く、むしろそちらが思い付きませんが、そちらを考えるほうが
導入効率の determinant が分かるかもしれないと思いました。

(無題) 削除/引用
No.9477-9 - 2021/02/05 (金) 04:20:08 - おお
あとCOS7とかも効率がいいですねぇ。

(無題) 削除/引用
No.9477-8 - 2021/02/05 (金) 04:08:58 - おお
>[Re:1] 素人院生さんは書きました :

>
> 質問なのですが、なぜこんなに、293T細胞は遺伝子導入効率が良いのでしょうか。
>
> SV 40 larg T抗原が含まれているので、SV 40 oriを持つプラスミドの増幅が行われるのはわかりますが、これは、発現しやすいことの理由であり、導入しやすいことの理由ではないと思います。

293T細胞の親株のHEK293 cellsへのTransfectionの導入、発現効率も非常に優れていますね。

(無題) 削除/引用
No.9477-7 - 2021/02/05 (金) 00:26:08 - KI
TK-1様

ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.9477-6 - 2021/02/04 (木) 21:26:49 - asan

基本的に、細胞のリポフェクションの効率ってのは色々なステップがあるので必ずしも入りにくい細胞が同じ理由によって導入効率が悪いというわけではありません。

例えば、リポソーム試薬と細胞膜との物理的なコンタクトの頻度という意味では接着細胞のほうが浮遊細胞よりはるかに導入効率が良い理由の一つになります。また、細胞の中に取り込まれてからのDNA分解酵素の活性の違いや、免疫細胞にありがちなインターフェロン等の応答性の違いによってそれらの排除機構が変わります。

更に言えば、転写効率や細胞分裂速度や細胞周期のタイミングなど、その他毒性に対する耐性もありますし、同じoriginの細胞種であっても発現しやすい細胞としにくい集団ってのもあります(それらを考慮した293 LTVとかhigh titer cloneが売ってたりするし、バルクでGFPを発現させても検出しても導入の輝度にも大きく差があるでしょう。もちろん、発現される内在性のプロモーター活性などが過剰発現ベクターに関しては影響するのもその通りでしょう。

多くの場合、それらのパラメーターで相性が悪いのはマクロフェージや血球細胞などの免疫関連のものが多いです。逆に、増殖が比較的早くて古くから色々な実験に使われる細胞は細胞樹立やリポフェクション技術があまり研究されてなかった時代に経験則的に効率のいい細胞だから利用されてきたというだけのことで、特に意味はない”たまたま”の側面もあると思います。


個人的には、プラスミドなどの大きな日本差DNAを入れるよりもsiRNAなどを入れるほうが比較的細胞種を選ばずロバストな印象はあるので、プラスミドなどの大きなものが細胞に取り込まれて核まで入って(これも分裂期を経ないと核に行かない可能性がある)、発現するという工程はかなり過剰量のDNA(モル数)にさらされてやっとこさ一部が発現してる、ミクロの視点では結構大変なプロセスなんだと思います。

(無題) 削除/引用
No.9477-5 - 2021/02/04 (木) 15:26:24 - G25
endocytosisが活発な細胞だから。
endocytosisといっても経路によって、遺伝子発現効率としての見るトランスフェクション効率は異なるそうだけれど、293Tなんかは効率の良いクラスリン依存性エンドサイトーシスが主らしい。

(無題) 削除/引用
No.9477-4 - 2021/02/04 (木) 15:19:27 - TK-1
PMID: 23258413

(無題) 削除/引用
No.9477-3 - 2021/02/04 (木) 11:17:09 - KI
>Cytosolic DNA によるIFNレスポンスがないから

TK-1様

横からで恐縮なのですが、原著論文をご存知でしたらご教示いただけませんか?
とても興味がありましてコメントいたしました。

(無題) 削除/引用
No.9477-2 - 2021/02/03 (水) 21:58:11 - TK-1
Cytosolic DNA によるIFNレスポンスがないから

293T細胞は、なぜこんなにも遺伝子導入効率が良いのか 削除/引用
No.9477-1 - 2021/02/03 (水) 21:06:11 - 素人院生
凄く素人的な質問でしたら申し訳ありません。

遺伝子導入実験に良く、293T細胞が使われます。

リン酸カルシウム法、PEI-MAX法、リポフェクション法など・・・どの方法を用いてもとても効率よく、遺伝子導入することが可能です。

入りやすさは、他の細胞とは段違いだと思います。

質問なのですが、なぜこんなに、293T細胞は遺伝子導入効率が良いのでしょうか。

SV 40 larg T抗原が含まれているので、SV 40 oriを持つプラスミドの増幅が行われるのはわかりますが、これは、発現しやすいことの理由であり、導入しやすいことの理由ではないと思います。

お忙しいところ恐れ入りますが、もしご存じでしたら教えてください。

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