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1 mM EDTA溶液のpHが安定しません トピック削除
No.6142-TOPIC - 2017/07/21 (金) 12:06:04 - るる
いつもトピックを見て勉強させていただいております。
今日はEDTA溶液のpH安定性について質問させてください。


昨日、免疫染色の賦活化溶液として1 mM EDTA (pH8.0)溶液を作製しました。

手順としては、EDTA 0.372 gを500 mlの超純水に入れ、 1 M NaOHを少しずつ加えて、pHメーターでpH8.0になったところで止めて、最終的に1Lまでメスアップして完成しました。

ちなみに、EDTA溶液ではpHの変化がゆっくりであったため、1時間ぐらい様子を見てpH8.0であることを確認しています。


そして今日、もう一度PHを測定したところ、PHが7ぐらいまで下がっておりました。

そこで、質問があるのですが、1 m EDTA溶液 (pH8.0)は保存が効かないものなのでしょうか?

よく電気泳動に用いるTBEを作るときに使用する0.5 M EDTA(pH8.0)は保存性がきいてた思い、不思議に思い、質問させていただきました。
もしご存知な方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。
 
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(無題) 削除/引用
No.6142-7 - 2017/07/23 (日) 12:53:59 - おお
pKa: 2.0, 2.7, 6.2, 10.3
https://www.sigmaaldrich.com/content/dam/sigma-aldrich/docs/Sigma/Product_Information_Sheet/e5513pis.pdf

シグマにのってました。WikiではpKaは一つだけしか載ってなかったんですが。

pH8は上下2ほど離れてますね、、、なのでpH8は緩衝能力が弱いちょうど谷間のあたりにに来てるかな。

(無題) 削除/引用
No.6142-6 - 2017/07/22 (土) 20:15:06 - HISTOCHEMIST
賦活化bufferならうちらは10~50mM Tris-1mM EDTA (pH9)でやってて、EDTA単独ではしていない。保存は10xにして置いてて、使用時に希釈してる。
Trisのbuffer作用のおかげでpHは安定してる。
TrisとかHEPESとかリン酸とか日常使うbuffer系でも1mMでは安定なpHの維持は厳しいとおもう。どうしてもEDTAでしたいならば、0.5Mとかでつくっておいて、使うときに希釈すれば。

(無題) 削除/引用
No.6142-5 - 2017/07/22 (土) 16:31:27 - おお
まあ4つあるけど、構造的に全く同じなので一緒じゃないのかな。確かに一つ電離するとバランスが変わるかもしれませんね。もうちょっと調べます。

(無題) 削除/引用
No.6142-4 - 2017/07/22 (土) 15:58:44 - qq
EDTAのpKaについては、誤解している感じ。
pKaは4っあって、その最低のpKaが1.7くらいではないかな。

(無題) 削除/引用
No.6142-3 - 2017/07/22 (土) 06:05:42 - おお
ケミカルのバッファー効果が強い弱いは私はわからないんだけど、1mMというのは緩衝溶液としてバイオケミカルに使う濃度としては非常に低いですね。またEDTAのpKaは1.782ぐらいで、pH8あたりでは緩衝効果はありません。

pHの変化は確かに炭酸によるものかもしれませんね。

(無題) 削除/引用
No.6142-2 - 2017/07/21 (金) 12:54:11 - mon
EDTAはTrisと違ってpH緩衝作用が無いため、1mMという低濃度だと空気中の炭酸ガスが溶け込んだ影響でpHが低下したためです。

1 mM EDTA溶液のpHが安定しません 削除/引用
No.6142-1 - 2017/07/21 (金) 12:06:04 - るる
いつもトピックを見て勉強させていただいております。
今日はEDTA溶液のpH安定性について質問させてください。


昨日、免疫染色の賦活化溶液として1 mM EDTA (pH8.0)溶液を作製しました。

手順としては、EDTA 0.372 gを500 mlの超純水に入れ、 1 M NaOHを少しずつ加えて、pHメーターでpH8.0になったところで止めて、最終的に1Lまでメスアップして完成しました。

ちなみに、EDTA溶液ではpHの変化がゆっくりであったため、1時間ぐらい様子を見てpH8.0であることを確認しています。


そして今日、もう一度PHを測定したところ、PHが7ぐらいまで下がっておりました。

そこで、質問があるのですが、1 m EDTA溶液 (pH8.0)は保存が効かないものなのでしょうか?

よく電気泳動に用いるTBEを作るときに使用する0.5 M EDTA(pH8.0)は保存性がきいてた思い、不思議に思い、質問させていただきました。
もしご存知な方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

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